今日は、実際にAB型とA型のご夫婦やパートナーの方々から聞いた、リアルな体験談をもとに、この組み合わせが「なぜ長続きするのか」についてお話ししたいと思います。
45年連れ添った夫婦が語る「ちょうどいい距離感」の秘密
68歳のA型女性と70歳のAB型男性のご夫婦の話です。結婚して45年、お二人には成人したお子さんが3人いらっしゃいます。
「主人はね、若い頃から気分屋でマイペースなんです。でも不思議と、それが私には合っていたんですよ」
彼女が振り返るのは、新婚時代のこと。当時、彼女は几帳面な性格で、家事も育児も完璧にこなそうと頑張っていました。一方、ご主人は仕事から帰ってくると、さっと食事を済ませて自分の部屋にこもってしまう。最初は「冷たい人」だと思って寂しかったそうです。
でも、あるとき気づいたといいます。「主人は私に干渉しないけれど、本当に必要なときは必ずそばにいてくれる」と。
例えば、彼女が体調を崩したとき。普段は何も言わないご主人が、黙って看病してくれた。子どもの受験で悩んでいるとき。普段は口数の少ないご主人が、じっくり話を聞いてくれた。
「べったりくっついているわけじゃないんです。でも、ここぞというときの頼りがいは抜群。それが45年続いた秘訣かもしれませんね」
彼女の目には、長年連れ添った夫への深い信頼が浮かんでいました。
A型の気遣いがAB型の心を溶かす瞬間
72歳のAB型男性は、奥様のことを「世界一の女神」と呼びます。A型の奥様は今年70歳。結婚して48年になるそうです。
「女房はね、僕が言わなくても何でもわかってくれるんです。それが当たり前だと思っていたけれど、実はすごいことなんだって、最近ようやくわかりました」
例えば、彼が何気なく「あのドラマ面白そうだね」と言ったとき。翌週には奥様が録画予約をしてくれている。彼の好きな魚が夕食に並ぶ頻度が、気づけば増えている。
「僕は気分屋で、自分でも何を考えているかわからないときがあります。でも女房は、僕以上に僕のことを理解してくれている。それに気づくまで40年もかかってしまいましたけどね」
彼は少し照れくさそうに笑いながら、「今更だけど、本当に感謝しているんです」と続けました。
一方、奥様は「別に特別なことはしていないんですよ。ただ、この人が何を望んでいるか自然とわかるようになっただけ」と謙遜します。でもその言葉の裏には、48年という歳月をかけて育んできた深い理解と愛情がありました。
ケンカしても長引かない不思議な関係
65歳のA型女性と67歳のAB型男性は、再婚同士のカップルです。お二人とも前の配偶者と死別し、5年前に知り合いました。
「最初は血液型なんて気にしていませんでした。でも付き合ってみて、前の主人とはまったく違うタイプだなと思いました」と彼女は言います。
前のご主人もA型で、お互いに細かいことが気になってしまい、些細なことでケンカが長引いたそうです。でも今のパートナーは違う。
「私が感情的になっても、彼は『そうだね、でも考えてみたら』と冷静に話してくれるんです。最初はイラっとしたこともありましたが、今は逆にそれが救いになっています」
ケンカをしても、彼の論理的な視点が入ることで、彼女自身も冷静になれる。そして気づくと、「私も言い過ぎたわね」と自然に謝れるようになったといいます。
「年を取ってから、新しいパートナーシップを築けるなんて思っていませんでした。でも、この人との関係は本当に楽なんです。ケンカしても、次の日には笑い合っている。そんな関係が、今の私たちには合っているんでしょうね」
ここで少し面白いエピソードを。あるAB型の男性が、結婚50周年の記念日を完全に忘れていたそうです。でもA型の奥様は、何も言わずに当日の夜、二人分の特別な夕食を用意していました。食卓についてようやく気づいた旦那様が「ごめん、忘れてた!」と謝ると、奥様は「わかっていたわよ。あなたらしいもの」と笑ったそうです。旦那様は慌てて翌日、花束を買って帰ってきたとか。これも長年連れ添ったからこその余裕ですね。
AB型の二面性に救われたA型女性の話
69歳のA型女性は、ご主人が定年退職してから、夫婦関係に悩んでいた時期があったそうです。
「主人は仕事人間だったから、退職後は家でゴロゴロしてばかり。私は『これから毎日この人と過ごすのか』と思うと、正直憂鬱でした」
でも、あるとき気づいたといいます。家ではゴロゴロしているご主人が、孫が遊びに来ると急に生き生きとする。地域のボランティアに誘ったら、水を得た魚のように活躍し始める。
「ああ、この人は外と内で顔が違うんだな、と。家では私に甘えているだけなんだって」
それに気づいてから、彼女の見方が変わりました。家でゴロゴロしているのも、「この人が私の前で素でいられるということなんだ」と思えるようになったのです。
「AB型って二面性があるってよく言われますよね。若い頃はそれが理解できなかったけど、今はその両面を受け入れられるようになりました。年を取るって、そういうことなのかもしれません」
彼女の言葉には、長年の経験から来る深い洞察がありました。
A型の計画性とAB型の臨機応変さが補完し合う
71歳のA型女性と73歳のAB型男性のご夫婦は、今も月に1回は二人で旅行に行くそうです。
「私が旅行の計画を立てるのが好きなんです。スケジュールを分刻みで決めて、宿も食事も全部予約して」
でも、いざ旅行に行くと、ご主人が突然「ここ面白そうだから寄ってみようよ」と予定を変更してしまう。最初は「せっかく計画したのに」とイライラしていたそうです。
「でもね、主人の提案で寄った場所が、結果的に旅行のハイライトになることが多いんです。それに気づいてからは、予定は予定として立てるけれど、臨機応変に変更する余地も残すようになりました」
計画を立てるのが好きなA型と、その場で楽しむのが得意なAB型。この組み合わせが、お互いの良さを引き出すのだといいます。
「若い頃は『なんで私の計画通りにできないの』って思っていました。でも今は『主人の直感も大事にしよう』と思えます。それが、長続きの秘訣かもしれませんね」
お互いのダメなところを許せる関係
66歳のA型女性と68歳のAB型男性は、同居はしていませんが、週に3回は会うパートナーです。お二人とも配偶者と死別後、知り合いました。
「彼の部屋、本当に散らかっているんですよ。最初に行ったときは驚きました」と彼女は笑います。
几帳面な彼女は、最初は我慢できずに彼の部屋を片付けてしまったそうです。でも、彼は怒るどころか「ありがとう、助かるよ」と素直に喜んでくれた。
一方、彼も彼女のことを「細かすぎるところもあるけど、それが彼女の良さだから」と受け入れているそうです。
「若い頃だったら、相手を変えようとしたかもしれません。でも今は、お互いのダメなところも含めて受け入れられる。それが大人の恋愛なのかなって思います」
シニア世代だからこそ、相手を変えようとするのではなく、そのまま受け入れる余裕がある。それが、この組み合わせがうまくいく理由の一つなのかもしれません。
将来の不安も二人なら乗り越えられる安心感
70歳のA型女性と72歳のAB型男性のご夫婦は、最近健康面での不安を抱えるようになったそうです。
「主人も私も、あちこち体にガタがきていて。将来のことを考えると不安になることもあります」と彼女は正直に話します。
でも不思議なことに、ご主人と一緒にいると、その不安が和らぐのだといいます。
「主人は楽観的というか、『まあなんとかなるよ』って言うんです。几帳面な私は、あれこれ心配してしまうんですが、主人のその一言で『そうね、なんとかなるかも』って思えるんです」
一方、ご主人も「女房が細かくスケジュール管理してくれるから、医者の予約も忘れないし、薬も飲み忘れない。助かってるよ」と言います。
お互いの性格が、人生の後半において、より強く補完し合っているのです。
「若い頃は『なんでこの人はこうなんだろう』って思っていたことが、今は『この人だからこそ』に変わりました。それが50年近く一緒にいて気づいたことです」
実際に聞いた心温まるエピソード
ここで、いくつか実際に聞いた心温まるエピソードをご紹介します。
あるAB型の男性が入院したとき、A型の奥様が毎日病院に通いました。でも、面会時間は30分だけ。「長くいると疲れるでしょう」という奥様の配慮でした。ご主人は「妻は僕の性格をよくわかっている」と感動したそうです。
別のカップルでは、A型女性が孫の誕生日プレゼントを1ヶ月前から準備していたのに、当日AB型のパートナーが「こっちも買ってきた」と全然違うプレゼントを持ってきました。最初は「せっかく準備したのに」と思いましたが、結果的に孫は両方大喜び。「計画と即興、両方必要なのね」と彼女は笑ったそうです。
また、ある70代のご夫婦は、50年ぶりにデートをしたそうです。きっかけは、A型の奥様が「たまには二人きりで出かけたい」と提案したこと。AB型のご主人は「じゃあ今から行こう」と、その日の夕方に突然映画に連れ出してくれたとか。計画派と即興派の完璧なコラボレーションですね。
血液型より大切なこと
ここまで、AB型とA型の相性についてお話ししてきましたが、もちろん血液型がすべてではありません。大切なのは、お互いを理解し、尊重し合うこと。そして、長い時間をかけて築いてきた信頼関係です。
でも、長年連れ添ってきたご夫婦やパートナーの方々の話を聞いていると、確かに「AB型の自由さとA型の堅実さ」という組み合わせが、絶妙なバランスを生んでいるように感じます。
A型の方は計画を立て、細やかな気遣いでパートナーを支える。AB型の方は、その気遣いに心から感謝し、時には予想外の提案で日常に新鮮さを加える。そんな関係が、長い年月の中で深まっていくのです。
若い頃はお互いの違いにイライラすることもあったかもしれません。でも、年を重ねるごとに、その違いこそがお互いを補完し合う大切な要素だと気づいていく。それがシニア世代の知恵なのかもしれません。
これから新しい関係を築く方へ
もしあなたが、配偶者を亡くされた後や離婚後に、新しいパートナーとの出会いがあったとき。相手の血液型がAB型だったら、「気分屋で理解できない」と思うこともあるかもしれません。
でも、その「理解できない部分」こそが、実は新鮮さや刺激になることもあるんです。完璧に理解し合える関係も素敵ですが、少し予測不能な部分がある関係も、人生を豊かにしてくれます。
A型のあなたの几帳面さや気遣いは、AB型の方にとって何より心地よいものです。そして、AB型の方の自由な発想や臨機応変さは、あなたの人生に新しい風を運んでくれるでしょう。
お互いの違いを受け入れ、尊重し合う。それができるのは、人生経験を重ねたシニア世代だからこそ。若い頃よりも、今の方が上手に関係を築けるはずです。