人生の後半を迎えて、新しい恋愛を始めたあなた。相手の血液型を聞いてみたら、自分と同じB型だった。「B型同士って、うまくいくのかしら」「自由奔放すぎて、まとまらないんじゃないか」。そんな不安を抱えている方も多いかもしれません。
私はこれまで、多くのシニアカップルの相談に乗ってきましたが、血液型よりも大切なのは、お互いをどれだけ理解し合えるかなんです。ただ、血液型の特徴を知っておくことで、相手の行動パターンが理解しやすくなることも確かにあります。今日は、B型同士のシニアカップルが、自由と絆を両立させながら、心地よい関係を築いていく方法をお伝えしたいと思います。
B型の特徴とシニアの恋愛
血液型性格診断は、もちろん科学的に完全に証明されているわけではありません。でも、長年生きてきた中で「確かに当てはまるかも」と感じることもありますよね。B型の方は一般的に、自由を愛し、マイペースで、好奇心旺盛だと言われています。
シニア世代のB型の方々を見ていると、確かにその傾向が強く出ている方が多いんです。定年後も新しい趣味に挑戦したり、突然旅行に出かけたり、予定を詰め込まず余白を大切にしたり。若い頃から培ってきたその自由な生き方が、年齢を重ねてもしっかりと根付いているんですね。
B型男性の場合、仕事を退職してからも「まだまだやりたいことがたくさんある」という意欲的な方が多いです。新しい資格に挑戦したり、ボランティア活動を始めたり。束縛されることを嫌い、自分のペースで人生を楽しみたいという気持ちが強いんです。
一方、B型女性は感情表現が豊かで、思ったことを率直に口にする方が多いように感じます。長年家族のために尽くしてきて、ようやく自分の時間が持てるようになった今、「これからは自分らしく生きたい」という想いが強いんですね。
B型同士だからこその共感と理解
B型同士のカップルの最大の魅力は、お互いの「自由でいたい」という気持ちを理解し合えることです。若いカップルなら、この自由さが衝突の原因になることも多いのですが、シニア世代の場合は違います。長い人生経験があるからこそ、相手の自由を尊重することの大切さを知っているんです。
70代の男性は、こんな風に話してくれました。「彼女も僕もB型で、週に2回会えば十分だと思ってる。若い頃なら『もっと会いたい』って思ったかもしれないけど、今はお互いに自分の時間も大切にしたい。それを理解し合えるのが、本当に楽だね」。
この「楽」という言葉が、とても印象的でした。無理に相手に合わせる必要がない。自分のペースを崩さなくていい。それでいて、一緒にいる時間は心から楽しめる。これこそが、B型同士のシニア恋愛の理想形なんです。
ここで、少し面白いエピソードをご紹介させてください。以前、65歳のB型の男性と68歳のB型の女性のカップルが、私のところに相談に来られたんです。お二人とも元気で活発な方々でした。何を相談されるのかと思ったら、「二人とも思いつきで行動するから、待ち合わせ場所を間違えることが多くて困ってる」というものでした。デートの約束をしても、一方は「確か駅の東口だったよね」と思い、もう一方は「西口って言ったはずだけど」と記憶が食い違う。お二人とも細かいことを気にしないB型らしい性格なので、事前の確認も疎かになってしまうんだそうです。結局、スマートフォンの位置情報共有機能を使うことで解決したんですが、お二人は「B型同士って大変だけど楽しいよね」と笑っていました。
自由さが生む小さなすれ違い
ただし、B型同士だからこそ生まれるすれ違いもあります。それは、お互いが自由すぎて、関係が希薄になってしまう可能性があることです。
「会いたい時に会えばいい」という考えは素晴らしいのですが、それが行き過ぎると、気づけば1ヶ月以上連絡を取っていなかった、ということにもなりかねません。若いカップルなら「浮気してるんじゃないか」と疑ったりするでしょうが、シニアの場合は「相手も忙しいんだろう」とお互いに遠慮してしまうんです。
60代後半の女性は、こんな悩みを打ち明けてくれました。「彼も私もB型で、お互いに『会いたい時に連絡すればいいね』と言っていたんです。でも、彼から連絡が来ないと『私から連絡したら迷惑かな』って思ってしまって。結局、3週間も連絡を取らなかった時期があって、すごく寂しかったんです」。
この女性の場合、勇気を出して「最近会ってないから、お茶でもどう?」と連絡したところ、相手の男性も「実は僕も連絡しようと思ってたんだ」と言ってくれたそうです。お互いに遠慮し合っていただけだったんですね。
自己主張が強すぎて衝突する瞬間
B型の特徴として、自己主張が強いという点も挙げられます。これは悪いことではありません。むしろ、自分の意見をはっきり言えるというのは、健全な関係を築く上で大切なことです。
ただ、B型同士の場合、お互いに譲らずに意見がぶつかってしまうことがあるんです。特に、シニア世代は長年の経験から「自分の考えが正しい」という確信を持っていることが多いため、議論が白熱してしまうことも。
75歳の男性と72歳の女性のカップルは、旅行の計画を立てる時にいつも揉めるそうです。男性は「温泉に行きたい」、女性は「美術館を巡りたい」。どちらも譲らず、結局旅行自体が流れてしまったこともあったとか。
でも、二人は喧嘩をした後、必ず「ごめんね、私も言い過ぎた」「僕も頑固だったね」と素直に謝り合えるそうです。これこそが、シニアの強みなんです。若い頃なら意地を張って謝れなかったことも、今は素直に認められる。その謙虚さが、B型同士の関係を長続きさせる秘訣なんですね。
マイペースを認め合う関係作り
B型同士のシニアカップルが幸せな関係を築くためには、お互いのマイペースを認め合うことが何より大切です。
例えば、朝型の人と夜型の人。B型の方は特に、自分の生活リズムを大切にする傾向があります。無理に相手のリズムに合わせようとすると、かえってストレスになってしまいます。
70代のカップルは、こんな風に工夫しているそうです。男性は朝5時に起きて散歩をするのが日課。女性は夜型で、朝はゆっくり起きたい。だから、男性は一人で朝の時間を楽しみ、女性が起きてくる頃に家に戻ってくる。そしてお昼から一緒に過ごす。こうすることで、お互いのペースを崩さずに、楽しい時間を共有できているんです。
食事の好みが違うのも、無理に合わせる必要はありません。あなたは和食が好き、相手は洋食が好き。それなら、外食の時は二人が食べたいものを別々に注文すればいい。家で食事をする時も、メインは一緒でも、副菜は別々に用意してもいいんです。
予定の立て方も人それぞれ
B型の方は、細かい予定を立てるのが苦手な方が多いですよね。「その日の気分で決めたい」という気持ち、よくわかります。でも、シニアになると、病院の予約や孫の行事など、外せない予定も増えてきます。
お互いに予定を立てるのが苦手だと、「あれ、今日は会う約束だったっけ?」「いや、来週だと思ってた」というようなすれ違いも起きやすくなります。
これを防ぐために、カレンダーアプリを活用しているカップルもいます。スマートフォンのカレンダーに予定を入れれば、お互いに確認できて便利です。最初は「機械は苦手で」と抵抗があるかもしれませんが、一度使い方を覚えてしまえば、とても便利なんですよ。
感情表現の違いを理解する
B型の方は感情表現が豊かな傾向がありますが、それでも男女で違いはあります。男性は比較的クールに見えても、内心では深く考えていることが多いです。女性は感情をストレートに表現する方が多いですね。
この違いを理解していないと、すれ違いが生まれます。女性が「最近、冷たいんじゃない?」と感じても、男性は「普通にしてるつもりなんだけど」と思っている。こういう時は、素直に「もう少し言葉で愛情を表現してほしい」と伝えてみましょう。
68歳の男性は、パートナーから「もっと『ありがとう』って言ってほしい」と言われて、最初は戸惑ったそうです。「感謝はしてるんだけど、わざわざ言葉にしなくてもわかるだろうと思ってた」と。でも、意識して「ありがとう」と言うようになってから、パートナーの表情が明るくなったことに気づいたそうです。
趣味の時間を大切にしながら共有も楽しむ
B型の方は、自分の趣味に没頭するタイプが多いですよね。それは素晴らしいことです。定年後に趣味を持つことは、生きがいにもなります。
ただ、B型同士の場合、お互いが別々の趣味に没頭しすぎて、一緒に過ごす時間がなくなってしまうこともあります。それはそれで問題ではないのですが、時には二人で楽しめることを見つけるのも良いものです。
例えば、散歩。一人で歩くのが好きな人も、たまには二人で歩いてみる。会話をしながら歩くのも楽しいですし、黙って並んで歩くだけでも、穏やかな時間を共有できます。
写真が趣味なら、一緒に撮影スポットを巡るのもいいですね。お互いに違う角度から撮影して、後で写真を見せ合う。同じ場所でも、人によって見える景色が違う。それを発見するのも楽しみの一つです。
喧嘩をしても引きずらない関係
B型同士は、感情的になってぶつかることもあるでしょう。でも、それは悪いことではありません。むしろ、本音で向き合えている証拠です。
大切なのは、喧嘩を引きずらないこと。翌日には「昨日はごめんね」と素直に言える関係が理想です。シニア世代の強みは、人生経験から「小さなことで意地を張っても仕方ない」とわかっていることです。
73歳の女性は、こんなことを教えてくれました。「若い頃は喧嘩すると3日は口をきかなかったけど、今は長くても半日。人生の残り時間を考えると、喧嘩してる時間がもったいないって思うの。それに、相手の良いところをたくさん知ってるから、怒りよりも感謝の気持ちの方が大きくなるのよね」。
この言葉には、長年生きてきた人だからこその深い洞察がありました。
子供や孫の理解を得る
シニアの恋愛で避けて通れないのが、家族の理解です。特にB型同士の自由な関係は、周囲から見ると「ちゃんとしてるのかしら」と心配されることもあるかもしれません。
でも、あなたたちの関係はあなたたちのものです。子供や孫に心配をかけないよう配慮しつつも、自分たちらしい関係を貫いていいんです。
実際、家族に紹介する時は、「私たちはこういう付き合い方をしているけれど、とても幸せなの」と伝えることが大切です。最初は戸惑う家族もいるかもしれませんが、あなたたちが笑顔でいる姿を見れば、きっと理解してくれるはずです。
将来の話も自由に考える
結婚するのか、しないのか。一緒に暮らすのか、別々に暮らすのか。こういった将来の話も、B型同士なら柔軟に考えられます。
「必ず結婚しなければならない」という固定観念にとらわれる必要はありません。お互いが心地よい形を選べばいいんです。週末だけ一緒に過ごす、近くに住んで毎日会う、でも籍は入れない。そういう選択肢もありです。
大切なのは、二人が幸せであること。世間の常識や周囲の意見に流されず、自分たちの答えを見つけましょう。
お互いの健康を気遣う
シニアの恋愛で大切なのは、お互いの健康を気遣うことです。B型の方は「自分のことは自分で」という意識が強いかもしれませんが、時には相手に頼ることも必要です。
「最近、足が痛くて」「ちょっと体調が優れない」。そういう時は、遠慮せずに相手に伝えましょう。そして、相手が体調を崩した時は、さりげなくサポートする。
重すぎず、軽すぎず。適度な距離感で見守り合える関係が、長く続く秘訣です。