血液型の話、皆さんは信じますか。「O型は大らか」「B型はマイペース」なんて若い頃はよく話題にしたものです。実は最近、60代70代のご夫婦やパートナーの方々にお話を伺っていると、「O型とB型の組み合わせは不思議と長続きする」という声をよく耳にするんです。
細かいことを気にしない大らかさと、自分らしさを大切にする自由さ。この二つが重なると、驚くほど心地よい関係が生まれるようなんですね。
今日は、実際にO型とB型のご夫婦やパートナーの方々から聞いた、リアルな体験談をもとに、この組み合わせの魅力についてお話ししたいと思います。きっと「ああ、そういう関係もいいな」と思っていただけるはずです。
50年連れ添って気づいた「細かいことにこだわらない」幸せ
72歳のB型女性と74歳のO型男性のご夫婦の話です。結婚して50年、お二人には子どもが2人、孫が5人います。
「主人はね、昔から何をやっても『まあいいか』なんです。最初は『もっとちゃんとしてよ』って思っていましたけど、今思えばそれが良かったんでしょうね」
彼女が振り返るのは、若い頃の話。彼女は几帳面な性格ではないけれど、それなりに家事はきちんとやりたいタイプでした。でも、ご主人は「今日は外食でいいよ」「洗濯は明日でいいんじゃない?」と、いつも気楽に構えていたそうです。
最初は「私が手抜きしていると思われているのかしら」と気にしていました。でもあるとき、ご主人がこう言ったそうです。「完璧じゃなくても、君と一緒にいられれば十分幸せだよ」
その言葉で、彼女の肩の力が抜けました。「ああ、この人は本当に細かいことを気にしないんだ。それなら私も楽に生きていいんだ」と。
「50年経って思うのは、細かいことで喧嘩する時間がもったいなかったなって。主人の大らかさに救われてきました」
彼女の目には、長年連れ添った夫への深い感謝の気持ちが浮かんでいました。
突然の提案を楽しめる関係
68歳のO型男性と66歳のB型女性は、5年前に知り合った恋人同士です。お二人とも配偶者と死別後、地域のハイキングサークルで出会いました。
「彼女はね、突然『来週、北海道行かない?』って言い出すんです。最初は驚きましたけど、今は楽しんでいます」とO型の男性は笑います。
前の奥様は計画的な方で、旅行は半年前から予約していたそうです。でも今の彼女は違う。思い立ったら即行動。それが新鮮で楽しいのだといいます。
「人生、残り時間が限られているって分かってるから、『行きたい時に行く』って彼女の考え方は正しいと思うんです。僕もそれに付き合うのが楽しくなってきました」
一方、B型の女性も「前の主人は真面目すぎて、私の突然の提案をなかなか受け入れてくれませんでした。でも今の彼は『いいよ、行こう』って即答してくれる。それが嬉しいんです」と話します。
お二人は先月も、急に思い立って京都に2泊3日の旅行に行ったそうです。「宿も取らずに行ったから、結局ビジネスホテルに泊まることになったけど、それもまた楽しかったね」とお二人は声を揃えて笑いました。
束縛のない自由な関係が心地いい
70歳のB型女性と72歳のO型男性は、再婚同士のカップルです。お二人とも離婚経験があり、3年前に知り合いました。
「前の結婚では、お互いに束縛し合っていました。『今日はどこに行くの』『誰と会うの』って。疲れてしまったんです」と彼女は正直に話します。
でも今のパートナーは違う。彼女が友人と旅行に行っても、「楽しんできてね」の一言だけ。逆に、彼が趣味の釣りに一人で出かけても、彼女は何も言わない。
「お互いに干渉しない。でも、必要な時はそばにいる。この距離感が、今の私たちには完璧なんです」
O型の男性も同意します。「若い頃は、パートナーを所有したいって気持ちがありました。でも今は違う。彼女は彼女の人生を生きていて、僕は僕の人生を生きている。その上で一緒にいられるって、すごく幸せなことだと思うんです」
お二人は別々の家に住んでいて、週に2、3回会うそうです。「毎日一緒にいなくても、心は繋がっている。それで十分なんです」と彼女は穏やかに笑いました。
ここで少し面白いエピソードを。あるO型の男性が、結婚記念日を3日間違えて覚えていたそうです。B型の奥様に「今日は記念日だね」と言ったら、「それ3日前だったわよ」と笑われたとか。でも奥様も実は忘れていて、二人で大笑いしたそうです。「細かい日付なんてどうでもいい、一緒にいられればそれでいい」というのが二人の結論だったそうです。
ケンカをしても引きずらない関係
65歳のO型男性と63歳のB型女性のご夫婦は、結婚して40年になります。
「昔はよくケンカしました。でも不思議なことに、翌日には何事もなかったかのように普通に話しているんです」とB型の奥様は言います。
几帳面な人同士だと、一度ケンカをすると何日も引きずることがあるかもしれません。でも、O型とB型の組み合わせは違うようです。
「主人は『昨日のことは昨日のこと』って考え方なんです。私も『ま、いっか』って切り替えられる。だから長続きしているんでしょうね」
ご主人も「女房は怒ってもすぐ忘れてくれるから助かります」と笑います。「些細なことで長く悩むより、今を楽しむ方がいい。それが僕たちのスタイルです」
最近では、ケンカをすることも少なくなったそうです。「年を取ると、怒るのも疲れるんですよね。だったら笑っていた方がいいって、ようやく分かりました」と奥様は優しく微笑みました。
お互いの弱さを受け入れられる強さ
69歳のB型女性と71歳のO型男性は、お二人とも健康面での不安を抱えています。
「主人は糖尿病で、私は高血圧。お互いに完璧な健康体ではありません」と彼女は正直に話します。
でも、お互いの弱さを責め合うことはないそうです。むしろ、「お互い様だよね」という気持ちで支え合っているといいます。
「主人は私が通院を忘れそうになると、『今日は病院だよ』って優しく声をかけてくれます。私も、主人の食事制限を厳しくしすぎないように気をつけています」
O型のご主人も「完璧じゃなくていいんです。お互いに弱いところがあるからこそ、支え合える。それが夫婦だと思います」と話します。
シニア世代になると、健康面での不安は避けられません。でも、お互いの弱さを受け入れられる関係があれば、その不安も和らぐのです。
「若い頃は、相手に完璧を求めていました。でも今は、不完全なところも含めて愛せるようになりました。それが年を重ねる意味なのかもしれませんね」
彼女の言葉には、人生経験から来る深い洞察がありました。
計画を立てない旅行が最高の思い出に
67歳のO型男性と65歳のB型女性は、最近夫婦で九州一周の旅行に行ったそうです。でも、事前の計画はほとんどなかったといいます。
「行き当たりばったりで、その日の気分で行き先を決めていました。普通の人から見たら無茶苦茶かもしれませんが、私たちには合っていたんです」とB型の奥様は楽しそうに話します。
予約していた宿をキャンセルして、別の街に行ってしまったこともあったそうです。「もったいないかなとも思いましたが、『まあいいか』で済ませました。結果的に、思いがけない素敵な場所に出会えたんです」
O型のご主人も「計画通りに行かないのが人生の面白さ。旅行も同じです。女房の『今日はこっちに行きたい』という提案に乗るのが楽しいんです」と笑います。
若い頃だったら、「キャンセル料がもったいない」「予定を変えるなんて」と思ったかもしれません。でも、人生経験を重ねた今は、そんな小さなことにこだわらない余裕があるのです。
「お金より思い出。計画より自由。それが私たちの旅行スタイルです」
お二人の笑顔からは、人生を楽しむ心の豊かさが伝わってきました。
将来のことは考えすぎず、今を楽しむ
73歳のB型女性と75歳のO型男性のご夫婦は、「将来のことはあまり考えない」と言います。
「もちろん、遺言書や終活の準備は少しずつしています。でも、それ以上に今日をどう楽しく過ごすかを考えています」とB型の奥様。
若い頃は、5年後、10年後の計画を立てていました。でも今は違う。「明日何が起こるかわからない年齢ですから。だったら今日、笑って過ごした方がいいじゃないですか」
O型のご主人も「心配してもしょうがないことは、心配しない。それが長生きの秘訣かもしれません」と穏やかに笑います。
お二人は毎朝、一緒に散歩をするそうです。「今日も一緒に歩けた。それだけで幸せなんです。明日のことは明日考えればいい」
この楽観的な姿勢が、お二人の関係を長続きさせている理由の一つなのかもしれません。
子どもたちから見た両親の関係
ある60代のO型とB型のご夫婦の娘さんが、こんなことを話してくれました。
「うちの両親、本当にいい加減なんです。でも、すごく仲がいい。喧嘩してもすぐ仲直りするし、いつも笑っている。私も将来、あんな夫婦になりたいって思います」
子どもから見ても、O型とB型の組み合わせは魅力的に映るようです。完璧ではないけれど、お互いを受け入れ合っている。その姿が、家族全体に良い影響を与えているのです。
「母は『人生、楽しんだもの勝ちよ』っていつも言っています。父も『細かいことを気にしても仕方ない』って。その考え方が、私たち子どもにも伝わっているんだと思います」
O型とB型の大らかさは、世代を超えて受け継がれていくのかもしれませんね。
実際に聞いた心温まるエピソード
ここで、いくつか実際に聞いた心温まるエピソードをご紹介します。
あるO型の男性が、B型の奥様の誕生日を間違えて1週間早くお祝いしてしまったそうです。でも奥様は「前祝いってことでいいじゃない」と笑って、その日にケーキを食べたとか。「日付なんて関係ない、気持ちが大事」というのが二人の結論でした。
別のカップルでは、B型の女性が急に「今日は映画を見たい」と言い出しました。O型のパートナーは「じゃあ行こう」と即答。でも映画館に着いたら満席で見られず、結局近くの喫茶店でおしゃべりして過ごしたそうです。「映画を見られなかったけど、楽しかったからいいよね」とお二人は笑っていました。
また、ある70代のご夫婦は、結婚記念日に何も特別なことをしないのが恒例だそうです。「毎日が記念日みたいなものだから、特別な日を作る必要がない」というのが理由。でも、二人の関係は誰から見てもラブラブだそうです。
O型とB型が長続きする本当の理由
ここまで、いろいろなO型とB型のカップルの話を聞いてきました。共通しているのは、「細かいことを気にしない」「お互いの自由を尊重する」「楽観的に生きる」という点です。
人生の後半を迎えると、若い頃のように完璧を求める気力も、細かいことにこだわる余裕もなくなってきます。だからこそ、O型の大らかさとB型の自由さという組み合わせが、とても心地よく感じられるのかもしれません。
細かいルールや約束事にとらわれず、その日その日を楽しむ。相手を束縛せず、お互いの時間を大切にする。完璧を求めず、弱さも含めて受け入れる。
これらは、人生経験を重ねたシニア世代だからこそできる、成熟した関係の築き方なのです。
血液型より大切なこと
もちろん、血液型がすべてではありません。O型とB型の組み合わせでうまくいっているのは、血液型そのものではなく、「大らかさ」と「自由さ」という価値観が合っているからでしょう。
でも、長年連れ添ってきたご夫婦やパートナーの方々の話を聞いていると、確かにO型とB型の組み合わせには、特別な相性の良さがあるように感じます。
若い頃は、「もっとちゃんとして」「もっと計画的に」と思うこともあったかもしれません。でも、年を重ねるごとに、その「いい加減さ」こそが、実は人生を楽しく生きる秘訣だと気づいていく。
それが、O型とB型のカップルが長続きする理由なのです。
これから新しい関係を築く方へ
もしあなたが、配偶者を亡くされた後や離婚後に、新しいパートナーとの出会いがあったとき。相手の血液型がO型やB型だったら、その大らかさや自由さを楽しんでみてください。
完璧な計画や細かいルールがなくても、二人で笑い合えればそれでいい。毎日一緒にいなくても、心が繋がっていればそれで十分。将来の不安を考えすぎず、今日という日を楽しむ。
そんな関係が、人生の後半を豊かにしてくれるはずです。
若い頃のように情熱的でなくてもいい。完璧じゃなくてもいい。大切なのは、お互いを受け入れ合い、一緒に笑えること。それだけです。