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60代からの異性の友人づくり!心豊かな人生を送る秘訣

最近、こんなことを感じたことはありませんか。「配偶者には話しにくいことがある」「長年の同性の友人とは、なんだか話題が似たようなものばかりになってきた」「もっと違う視点からアドバイスをもらいたい」。そんな思いを抱いている方、実は多いんですよ。

定年を迎えて、あるいは子育てが一段落して、ふと気づくと毎日同じような人とばかり会話している。悪いことではないんですけどね。でも、心のどこかで「何でも気兼ねなく話せる異性の友人がいたらな」って思うこと、ありますよね。

今日は、そんな皆さんと一緒に、シニアだからこそ楽しめる異性との友情について考えていきたいと思います。

なぜ今、異性の友人が必要なのか

まず最初にお伝えしたいのは、「異性の友人がほしい」と思うことは、決しておかしなことではないということです。むしろ、とても自然で健康的な欲求なんですよ。

私たちの世代って、若い頃は「男女が友達になるなんて」という風潮がありましたよね。異性と親しくすれば、すぐに「付き合っているんでしょ」なんて言われたものです。でも、60代、70代になった今だからこそ、そんな偏見から自由になれるんです。

考えてみてください。長年連れ添った配偶者には、愛情はあっても、なかなか相談できないこともありますよね。趣味の話や健康の悩み、子どもや孫のこと。「こんなこと言ったら心配かけるかな」とか「理解してもらえないかもしれない」って、遠慮してしまうことも多いんじゃないでしょうか。

同性の友人も大切です。でも、長年同じメンバーで集まっていると、話題が決まったパターンになってきませんか。「また同じ話してるな」なんて、自分でも気づくことがあるかもしれません。

そんな時、異性の友人がいると、全く違う視点からの意見が聞けるんですよ。男性は女性の繊細な感情を、女性は男性の論理的な考え方を知ることができる。これって、人生をもっと豊かにしてくれるんです。

65歳の女性、トモコさんのお話

ここで、実際に異性の友人を持つことで人生が変わった方のお話をさせていただきますね。

トモコさんは今年68歳。3年前にご主人を亡くされて、一人暮らしをされています。最初の1年は、本当に辛かったそうです。子どもたちは遠方に住んでいて、なかなか会えない。女友達はいるけれど、みんな夫婦で旅行に行ったりしていて、どこか疎外感を感じていたんだそうです。

そんなトモコさんが、地域のボランティア活動で出会ったのが、同じく配偶者を亡くした70歳のタケシさんでした。タケシさんも2年前に奥様を亡くされていて、最初は二人で「一人暮らしは寂しいですよね」なんて話をしていたそうです。

でも、だんだんと会話が深まっていくうちに、二人は不思議な友情を育んでいきました。恋愛感情ではなく、本当の意味での友達として。

トモコさんが言うには、「タケシさんには、女友達には話せないことも話せるんです。例えば、亡くなった夫への複雑な気持ち。愛していたけど、時々窮屈だったこと。そういう本音を、同じ立場の異性に話せると、すごく楽になるんですよね」

タケシさんも、「トモコさんとは、男同士では照れくさくて言えない弱音も吐ける。『最近、体力が落ちて不安だ』とか『このまま一人で最期を迎えるのかな』とか。そういう話を、優しく聞いてくれる女性の存在はありがたい」と語っています。

二人は月に2回ほど、カフェで会ってお茶を飲むそうです。お互いの子どもや孫の話、健康の悩み、時には若い頃の思い出話まで。何でも話せる関係なんだそうです。

周りからは「いい感じね」なんて言われることもあるそうですが、二人は笑って「ただの友達ですよ」と答えるんだとか。でも、その「ただの友達」が、どれほど二人の人生を豊かにしているか。お話を聞いていて、本当に素敵だなと思いました。

男性の視点、女性の視点

ここで少し、なぜ異性の友人が特別なのか、もう少し掘り下げてみましょう。

男性と女性では、物事の捉え方が違うんですよね。これは脳の構造の違いとも言われていますが、長年生きてきた私たちなら、実感としてわかることだと思います。

例えば、孫の教育方針で子どもと意見が合わない時。女性の友人に相談すると、「そうよね、わかるわかる」と共感してくれます。これはこれでありがたいんですが、具体的な解決策までは出てこないことが多い。

でも、男性の友人に相談すると、「こういう考え方もあるんじゃないか」「こういう風に伝えてみたらどうだろう」と、違う角度からのアドバイスをくれることがあるんです。

逆に、男性が健康の不安を女性の友人に相談すると、「私も同じような経験があって、こうしたら良くなったわよ」と、共感と実体験に基づいた優しいアドバイスをもらえることがあります。男性同士だと、「歳なんだから仕方ない」で終わってしまいがちなところを、女性は丁寧に寄り添ってくれるんですね。

こういう違いがあるからこそ、異性の友人を持つことは、人生の幅を広げてくれるんです。

シニアだからこその自由な友情

ここで、ちょっと面白いお話をさせていただきますね。

72歳の男性、ヒロシさんは、60代の頃に始めた登山サークルで、65歳の女性、ユキコさんと知り合いました。二人とも山登りが大好きで、最初はグループで一緒に山に登っていたんですが、だんだんと二人だけで登るようになったそうです。

ある日、山頂でお弁当を食べながら、ユキコさんがふと「ヒロシさん、私たちってすごく自由よね」と言ったんだそうです。「若い頃だったら、こんな風に異性と二人で山に登ったら、絶対に誤解されてた。でも今は、誰も何も言わない。シニアって最高じゃない?」

ヒロシさんも笑って、「本当にそうだね。若い頃は、異性と親しくすると『浮気じゃないか』なんて言われたけど、今は堂々と友達でいられる。これこそ、歳を重ねた特権だよね」と答えたそうです。

二人はその後も、週に一度のペースで一緒に山に登り、下山後は温泉に入って、地元の食堂でご飯を食べる。そんな関係を5年以上続けているそうです。

ヒロシさんの奥様も、ユキコさんのご主人も、二人の友情を理解しているんだとか。むしろ、「こんな良い友達ができて良かったね」と喜んでくれているそうです。

これって、シニアならではの成熟した関係だと思いませんか。若い頃のような恋愛感情ではなく、純粋に人間として尊重し合える友情。これこそ、私たちの世代が楽しめる特権なんです。

異性の友人を作るための第一歩

「でも、どうやって異性の友人を作ればいいのかわからない」という方も多いと思います。大丈夫ですよ。いくつかの方法をご紹介しますね。

まず一番簡単なのは、趣味のサークルやボランティア活動に参加することです。共通の興味があれば、自然と会話が生まれますし、恋愛を意識せずに関係を築けます。

カルチャーセンターの絵画教室や、地域のコーラスグループ、散歩の会なんかもいいですね。同じ活動を通じて、少しずつ仲良くなっていけるんです。

68歳の男性、マサルさんは、地域の歴史研究会で66歳の女性、サチコさんと出会いました。二人とも地元の歴史に興味があって、最初は「この資料、面白いですね」なんて話から始まったそうです。

だんだんと、一緒に図書館に調べ物に行ったり、歴史的な場所を訪ねたりするようになって。今では、月に何度もメールで情報交換をする仲なんだそうです。

マサルさんが言うには、「恋愛とは全く違う。でも、共通の興味で繋がっている関係って、とても心地いいんです。サチコさんとメールのやり取りをしていると、まだまだ学ぶことがあるな、頑張ろうって思えるんですよ」

もう一つの方法は、SNSやオンラインコミュニティを活用することです。「シニアにSNSなんて」と思うかもしれませんが、今は60代、70代でもスマートフォンを使う時代。オンラインで同じ趣味を持つ人と繋がって、そこから友情が生まれることも多いんですよ。

健全な関係を保つために大切なこと

ここで、とても大切なことをお話しさせていただきますね。異性の友人を持つ時、いくつか気をつけるべきポイントがあるんです。

一番大切なのは、お互いの境界線を尊重することです。あくまで友人として、一定の距離を保つことが大切なんですね。

例えば、会う頻度や時間帯。深夜に電話をかけたり、毎日何時間も話したりするのは、友情の範囲を超えてしまう可能性があります。月に数回、お茶を飲みながら1、2時間話す。そのくらいが、ちょうどいいバランスなんですよ。

また、配偶者がいる場合は、その関係をオープンにすることも大切です。隠し事をすると、どうしても後ろめたさが生まれてしまいますから。

70歳の女性、カズコさんは、同じ趣味のサークルで知り合った73歳の男性、ケンイチさんと月に一度、カフェでお茶を飲む関係です。でも、必ずご主人にそのことを伝えてから出かけるそうです。

「主人には、『今日はケンイチさんとお茶してくるわね』って言ってから出かけるの。最初は主人も少し複雑そうな顔をしてたけど、今は『楽しんでおいで』って送り出してくれるわ。隠さないことが、一番大切だと思うの」

ケンイチさんも同じで、奥様に必ず伝えてから会うそうです。むしろ、時々4人で一緒に食事をすることもあるんだとか。そうすることで、お互いの配偶者も安心できるし、関係もより健全に保てるんですね。

もう一つ大切なのは、依存しすぎないことです。異性の友人ができると嬉しくて、ついついその人にばかり頼ってしまいがちです。でも、それは相手にとっても重荷になってしまいます。

複数の友人関係を持つことで、バランスの取れた人間関係を築けるんですよ。女性の友人、男性の友人、それぞれと違う話題で交流する。そうすることで、誰か一人に依存することなく、豊かな人間関係を保てるんです。

配偶者を亡くした後の新しい友情

ここで、もう少し踏み込んだお話をさせていただきますね。

配偶者を亡くされた方にとって、異性の友人を持つことは、特に意味のあることなんです。なぜなら、同じ経験をした人同士だからこそ、わかり合える部分が大きいからです。

74歳の女性、アヤコさんは、5年前にご主人を亡くされました。最初の2年は、本当に辛くて、外に出る気力もなかったそうです。でも、子どもたちに心配をかけたくなくて、無理に明るく振る舞っていたんだとか。

そんなアヤコさんが、地域の集まりで出会ったのが、同じく配偶者を亡くした76歳の男性、シゲルさんでした。二人は最初、遠慮がちに挨拶を交わす程度でしたが、ある日、アヤコさんがふと「一人でいると、時々寂しくて仕方なくなるんです」と本音を漏らしたんだそうです。

すると、シゲルさんが静かに「私も同じです。妻を亡くして3年になりますが、今でも朝目覚めると、隣にいないことに驚くんですよ」と答えました。

その日から、二人は週に一度、公園のベンチで会ってお茶を飲むようになりました。亡くなった配偶者への思い、一人暮らしの寂しさ、子どもたちには言えない本音。そういうことを、率直に話し合えるようになったそうです。

アヤコさんが言うには、「シゲルさんとの会話は、私にとって心の支えなんです。同じ痛みを知っている人だからこそ、わかり合える。でも、恋愛感情ではないんです。もう一度誰かを愛するとか、そういうことじゃなくて。ただ、同じ境遇の友達として、支え合っている感じなんです」

シゲルさんも、「アヤコさんと話していると、亡くなった妻のことを自然に話せるんです。他の人には、『いつまでも引きずってないで』なんて言われそうで、なかなか話せなかった。でも、アヤコさんは黙って聞いてくれる。それが、どれだけ救いになっているか」

二人の関係は、周りから見れば「いい感じ」に見えるかもしれません。でも、本人たちにとっては、恋愛とは違う、もっと深い絆なんですね。人生の同じ痛みを経験した者同士の、静かな友情なんです。

オンラインでつながる新しい形

最近は、オンラインで異性の友人を作る方も増えているんですよ。

69歳の男性、テツオさんは、趣味の俳句をSNSで発信していたところ、67歳の女性、ミドリさんからコメントをもらったのがきっかけで友達になりました。

最初は俳句の話だけでしたが、だんだんと日常の出来事や、家族のこと、健康の悩みなども話すようになったそうです。二人は実際に会ったことは一度もないのに、オンラインを通じて深い友情を育んでいるんだとか。

テツオさんが言うには、「顔を見たことがないからこそ、逆に話しやすいこともあるんです。変な気を遣わなくていいし、純粋に言葉だけで交流できる。これも、現代ならではの友情の形だと思います」

ミドリさんも、「テツオさんとのやり取りは、毎日の楽しみなんです。俳句を通じて、季節の移り変わりを一緒に感じたり、日常の小さな発見を共有したり。会ったこともない人なのに、なぜか心が通じ合っている感じがします」

オンラインの良いところは、時間や場所を選ばないことです。体調が悪くて外出できない日でも、家にいながら交流できる。これって、シニアにとってはすごくありがたいことなんですよね。

ただし、オンラインでの交流にも注意が必要です。個人情報を安易に教えたり、金銭的な話になったりしたら、少し距離を置くことも大切です。健全な友情を保つためには、適度な距離感が必要なんですよ。

異性の友人がくれる人生の彩り

さて、ここまで色々なお話をさせていただきましたが、最後に一番大切なことをお伝えしたいと思います。

異性の友人を持つことは、人生をより豊かにしてくれるんです。それは、恋愛とは違う形で、私たちの心を満たしてくれる関係なんですね。

71歳の女性、レイコさんは、こんなことを言っていました。「60代になって、初めて男性と対等に友達になれた気がするの。若い頃は、どうしても『女性』として見られることを意識してしまっていた。でも今は、一人の人間として、尊重し合える関係が築けるのよ」

これって、すごく素敵なことだと思いませんか。年齢を重ねたからこそ、性別を超えた本当の友情が築ける。これは、私たちシニアだけが楽しめる特権なんです。

異性の友人がいると、日々の生活にもハリが出てきます。「今度会った時に、これを話そう」と思うと、日常の出来事も違って見えてくる。些細なことでも、話すことで新しい発見があったりするんですよね。

また、異性の視点からの意見は、物事を多角的に見る助けになります。「そういう考え方もあるんだ」と気づくことで、凝り固まった思考が柔軟になっていく。これって、脳の健康にも良いことなんですよ。