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シニア世代の習い事人気ランキング|60代からの生きがい探し

人生100年時代と言われる今、定年退職後やお子さんが独立された後の時間を、どのように過ごそうかと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。「もう年だから」なんて思わないでください。60代、70代からでも、新しいことを始めるのに遅すぎることはありません。

今日は、シニア世代の皆さんに人気の習い事をランキング形式でご紹介しながら、充実したセカンドライフを送るためのヒントをお伝えしていきたいと思います。実際に習い事を始めて人生が変わった方々のお話も交えながら、楽しくお話しできればと思います。

なぜ今、シニアに習い事が注目されているのか

まず最初に、どうして今、シニア世代の習い事が注目されているのかをお話ししましょう。

厚生労働省の調査によると、趣味や習い事を持っている高齢者の方が、健康寿命が長く、認知症のリスクも低いという結果が出ているそうです。これは医学的にも証明されていることで、新しいことを学ぶことが脳の活性化につながるからなんですね。

また、習い事を通じて新しい仲間ができることで、社会とのつながりを保つことができます。定年後、急に人との関わりが少なくなって寂しさを感じる方も多いと聞きます。習い事の教室は、そんな孤独感を解消してくれる大切な場所になるのです。

さらに、最近ではオンラインでの習い事も充実してきました。外出が難しい日でも、自宅で気軽に参加できるようになったことで、習い事のハードルがぐっと下がったんですね。

シニア世代に人気の習い事ランキング

それでは、実際にシニア世代の方々がどんな習い事を楽しんでいらっしゃるのか、人気ランキングを見ていきましょう。これは2024年から2025年にかけての調査データを基にしたものです。

第1位は、やはりヨガや太極拳といった体を動かす習い事です。激しい運動ではなく、ゆったりとした動きで体をほぐしていくこのジャンルは、60代70代の方でも無理なく続けられるのが魅力ですね。姿勢が良くなったり、腰痛が軽減したりと、健康面でのメリットも大きいようです。オンラインレッスンも充実していて、自宅で朝の習慣にしている方も多いんですよ。

第2位は書道やペン字。美しい文字を書けるようになりたいという願いは、年齢を重ねるほど強くなるものかもしれません。年賀状や手紙を書く機会に、自信を持って書けるようになったと喜ぶ声をよく聞きます。集中して筆を走らせる時間は、心を落ち着ける瞑想のような効果もあるそうです。

第3位は絵画や水彩画。「若い頃から絵を描いてみたかった」という夢を、この機会に叶える方が増えています。風景画、静物画、時には旅先で見た景色を描くことで、人生の思い出を形に残せるのも素敵ですよね。教室の仲間と一緒にスケッチ旅行に出かける楽しみもあるようです。

第4位は陶芸や手工芸。土をこねて形を作り、世界に一つだけの器を生み出す喜びは格別です。完成した作品を家族や友人にプレゼントして喜ばれたという声も多く聞かれます。手を動かす作業は脳の活性化にも良いと言われていますね。

第5位は英会話や外国語学習。「退職したら海外旅行に行きたい」という目標を持って始める方が多いようです。最近では、オンラインで海外の先生と直接会話できるレッスンも人気です。70代で初めて英語を学び始めて、今では海外旅行を楽しんでいるという方もいらっしゃいます。

第6位はコーラスや楽器演奏。歌を歌うことは肺活量を増やし、健康維持にも効果的です。ピアノやウクレレなど、楽器を始める方も増えています。発表会に向けて練習する楽しみや、仲間とハーモニーを奏でる喜びは何物にも代えがたいものがあります。

第7位は料理やお菓子作り。「今までは家族のために作ってきたけれど、これからは自分が楽しむために」という気持ちで始める方が多いんです。栄養バランスを考えた健康的な料理や、和菓子作りなど、専門的な技術を学ぶのも楽しいですよね。

第8位はガーデニングや華道。植物と向き合う時間は心を穏やかにしてくれます。季節の花を活けたり、自分で育てた野菜を収穫したりする喜びは、日々の生活に彩りを添えてくれます。

第9位はパソコンやスマートフォンの講座。お孫さんとビデオ通話をしたい、写真の整理をしたいなど、具体的な目的を持って学ぶ方が多いようです。デジタル機器に強くなることで、生活の幅が広がります。

第10位はダンスやフラダンス。音楽に合わせて体を動かすことは、運動不足解消にもなりますし、何より楽しい時間を過ごせます。教室の仲間と発表会を目指して練習する過程も、生きがいになっているようです。

実際に人生が変わった方々のお話

ここで、実際に習い事を始めて生活が一変した方々のエピソードをいくつかご紹介しましょう。

68歳の女性の話です。ご主人を亡くされて一人暮らしになり、毎日が空虚に感じられていたそうです。そんな時、近所の公民館でヨガ教室が開かれていることを知りました。

最初は「もう年だから体が硬いし、恥ずかしい」と思っていたそうですが、友人に背中を押されて思い切って参加してみたんです。すると、同じような境遇の方がたくさんいて、みんな和気あいあいと楽しんでいる様子に驚いたそうです。

ヨガを始めて3ヶ月が経った頃、長年悩んでいた肩こりが軽くなったことに気づきました。それだけでなく、教室の仲間とお茶を飲みに行ったり、一緒にウォーキングをしたりと、新しい友達ができたことが何より嬉しかったと言います。

今では週に2回のヨガ教室が生活のリズムを作ってくれていて、「今週の教室が楽しみ」と思えることが生きる活力になっているそうです。娘さんも「母が明るくなって、心配していたけれど安心した」と喜んでいるとのことでした。

別の方のお話もしましょう。72歳の男性で、定年退職後、することがなくて毎日テレビばかり見ていたそうです。奥様に「何か始めたら?」と言われても、「今さら何を」という気持ちだったんですね。

ところがある日、新聞で陶芸教室の広告を見て、なぜか心が動いたそうです。若い頃、美術の授業で粘土をこねるのが好きだったことを思い出したんですね。

初めて土に触れた時、不思議と心が落ち着いたそうです。ろくろを回して形を作っていく過程で、時間を忘れるほど集中できました。最初は不格好な器しか作れませんでしたが、先生や仲間に励まされながら続けるうちに、どんどん上達していったんです。

半年後には、初めての作品展に出品できるほどになりました。そこで、お孫さんのためにお茶碗のセットを作ってプレゼントしたところ、「おじいちゃんすごい!」と目を輝かせて喜んでくれたそうです。その時の嬉しさは今でも忘れられないと言っていました。

今では陶芸仲間と年に2回、陶器市を訪ねる小旅行を楽しんでいるそうです。「退職後、自分の人生が終わったような気がしていたけれど、陶芸のおかげで新しい人生が始まった」と語ってくださいました。

ちょっと面白いエピソードを一つ。65歳の女性が英会話教室に通い始めた時のことです。最初のレッスンで自己紹介をする場面があったのですが、緊張のあまり、「I am 25 years old」と言ってしまったそうです。教室は一瞬静まり返り、その後、先生も生徒も大笑い。「若々しいですね!」と言われて、その場が一気に和んだそうです。その失敗のおかげで、みんなと仲良くなるきっかけができたと、今では笑い話として話しているそうですよ。

もう一つ、印象的なお話があります。70歳の女性で、娘さんと孫と三世代で暮らしていらっしゃる方です。お孫さんがK-POPが大好きで、いつも歌って踊っているのを見て、「私も踊ってみたい」と思ったそうです。

最初は娘さんに「お母さん、無理しないで」と止められたそうですが、「やってみなければわからない」と、シニア向けのダンス教室を探して通い始めました。K-POPではありませんでしたが、フラダンスの教室に出会ったんです。

ゆったりとした動きのフラダンスは、体に負担が少なく、それでいて美しい。半年後の発表会では、娘さんとお孫さんが観に来てくれて、「おばあちゃん、かっこいい!」と言ってもらえたそうです。その時の感動で涙が出たと話してくださいました。

今では、お孫さんが学校でダンスの発表がある時には、おばあちゃんに振り付けのアドバイスを求めてくるそうです。「年を重ねても、孫に頼られることがあるって嬉しいですね」という言葉が印象的でした。

習い事がもたらす、健康以上のもの

習い事を通じて得られるものは、技術や知識だけではありません。もっと大切なものがあるんです。

まず、「生きがい」ですね。毎週決まった日に教室に通うことで、生活にリズムができます。「次のレッスンまでに、これを練習しよう」という目標ができることで、日々の暮らしに張り合いが出てきます。

次に、「仲間との出会い」です。同じ趣味を持つ人たちとの交流は、とても楽しいものです。年齢や経歴が違っても、共通の話題があることで会話が弾みます。教室が終わった後のお茶の時間が楽しみという声もよく聞きます。

そして、「自己肯定感」が高まります。新しいことができるようになる喜び、作品が完成した時の達成感、これらは「まだまだ自分もやればできる」という自信につながります。この自信が、日常生活の中での前向きな気持ちを支えてくれるんですね。

また、意外な効果として「家族との関係が良くなる」という声も多いんです。習い事の話を家族にすることで会話が増えたり、習ったことを家族に教えたりすることで、新しいコミュニケーションが生まれるようです。

さらに、最近では習い事を通じて、新しい出会いがあったという方もいらっしゃいます。同じ趣味を持つ人との友情が深まって、一緒に旅行に行くようになったり、お互いの家を訪ね合うようになったりと、人生の後半に新しい友人ができることの喜びは大きいようです。

中には、パートナーを見つけた方もいらっしゃいます。70代で絵画教室で出会った方と再婚されたという話も聞きました。「人生に遅すぎることはない」という言葉を実感するエピソードですね。

始める前の不安を解消しましょう

さて、ここまで読んで「でも、私にはまだ早いかな」「もう遅いかな」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。そんな不安な気持ち、とてもよくわかります。

「年を取ってから新しいことを始めるなんて、恥ずかしい」と思う方もいらっしゃるでしょう。でも、考えてみてください。教室に来ている方々は、みんな同じような年代で、同じように初心者です。誰も笑ったりしません。むしろ、「頑張ろうね」と励まし合える仲間になれるんです。

「体力に自信がない」という不安もあるかもしれません。でも、シニア向けの教室は、ちゃんと年齢に合わせたプログラムになっています。無理のないペースで、自分の体調に合わせて参加できるようになっています。休憩も十分に取れますし、わからないことがあれば、いつでも先生に相談できます。

「続けられるかわからない」という心配もあるでしょう。大丈夫です。まずは体験レッスンから始めてみればいいんです。多くの教室が無料や格安で体験レッスンを提供しています。実際に参加してみて、雰囲気を感じてから決めればいいんですよ。

「お金がかかるんじゃないか」という懸念もあるかもしれません。確かに習い事にはお金がかかりますが、公民館や地域のコミュニティセンターなどでは、比較的安価に参加できる講座もたくさんあります。月に3000円から5000円程度で始められるものも多いんです。

「一人で行くのが不安」という方は、お友達を誘ってみるのもいいですね。二人で始めれば心強いですし、続ける励みにもなります。

習い事を始めるための具体的なステップ

それでは、実際に習い事を始めるための具体的な手順をお話ししましょう。

まず、自分が何に興味があるのかを考えてみてください。昔やってみたかったこと、今の生活で必要だと感じていること、何でもいいんです。「楽しそう」という直感も大切にしてください。

次に、情報を集めましょう。地域の広報誌、公民館の掲示板、インターネットなど、情報源はたくさんあります。最近では、シニア向けの習い事を紹介するウェブサイトも充実しています。

教室を見つけたら、まずは問い合わせてみましょう。電話やメールで、体験レッスンがあるか、どんな雰囲気の教室か聞いてみるといいですね。丁寧に対応してくれる教室なら、安心して参加できます。

体験レッスンに参加する時は、動きやすい服装で、水分補給用の飲み物を持っていくといいでしょう。最初は緊張するかもしれませんが、先生や他の参加者に挨拶してみてください。きっと温かく迎えてくれるはずです。

体験してみて、「続けたい」と思ったら、正式に入会しましょう。無理のないペース、たとえば週1回から始めるのがおすすめです。慣れてきたら、回数を増やすこともできますからね。

最初の3ヶ月は、とにかく「楽しむこと」を目標にしましょう。上手下手は気にせず、新しいことに挑戦している自分を褒めてあげてください。3ヶ月続けられたら、きっと習慣になっているはずです。

オンラインという選択肢も

最近では、オンラインでの習い事も充実してきました。外出が難しい日でも、自宅で参加できるのが大きなメリットです。

オンラインヨガなら、朝起きてすぐパジャマのままでも参加できます。移動時間がないので、時間を有効に使えますね。ビデオ通話を使った英会話レッスンなら、海外の先生と直接話せて、本格的な学習ができます。

最初は「パソコンやスマートフォンの操作が難しそう」と思うかもしれませんが、多くの教室がシニア向けに丁寧なサポートをしてくれます。お孫さんに手伝ってもらって設定するのもいいですね。それをきっかけに、家族との会話も増えるかもしれません。

オンラインの良いところは、全国どこからでも参加できることです。地方に住んでいても、都会の有名な先生のレッスンを受けられます。また、録画されたレッスンなら、自分の都合の良い時間に何度でも見返すことができます。