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A型の妻を怒らせたときの仲直り法|熟年夫婦の知恵

長年連れ添った奥さんを怒らせてしまった。そんなとき、どうしたらいいか分からなくて困っていませんか。特にA型の奥さんは、普段は我慢強く穏やかなのに、一度怒ると手がつけられないと感じている方も多いのではないでしょうか。

実は、A型の女性を怒らせてしまったときには、正しい対処法があるんです。それは「早めに具体的に謝る」「気持ちを受け止めて話を聞く」「今後どう変えるかを示す」の3つをセットで行うこと。この3つさえ押さえておけば、むしろ夫婦の絆を深めるきっかけにもなるのです。

私の知人に、結婚40年を迎えたご夫婦がいます。ご主人は75歳、奥さんは72歳。長い結婚生活の中で、何度も喧嘩をし、何度も仲直りをしてきたそうです。ご主人が言うには、「若い頃は、女房が怒ると放っておけばそのうち機嫌が直ると思っていた。でもね、それは大きな間違いだったんだよ」と。

定年退職後、二人で過ごす時間が増えたとき、奥さんの不満が一気に爆発したそうです。「あなたは私の話を聞かない」「私の気持ちを分かろうとしない」「いつも自分のことばかり」。涙ながらに訴える奥さんを見て、ご主人は初めて、これまで積もり積もっていた想いの重さに気づいたといいます。

そこから、ご主人は変わりました。奥さんが何か不満を口にしたとき、すぐに向き合うようにした。「ごめん」と素直に謝る。そして、奥さんの話をじっくり聞く。そうすることで、二人の関係は以前よりずっと良くなったそうです。今では周りからも仲の良い夫婦として羨ましがられているといいます。

この話から分かるように、奥さんを怒らせてしまったときの対処は、年齢に関係なく、いつでも大切なことなんです。むしろ、長く一緒にいるからこそ、丁寧に向き合うことが必要になってきます。

では、具体的にどうすればいいのか、詳しくお話ししていきましょう。

まず、A型の女性がどういうときに怒るのか、そのポイントを理解することが大切です。A型の奥さんは、恋愛でも結婚生活でも、「真面目に関係を育てたい」「信頼を大事にしたい」という気持ちがとても強いんです。約束を守ること、時間を守ること、連絡をきちんとすること。そういった当たり前のことを、とても大切に考えています。

ところが、ご主人側からすると、「そんな小さなこと」と思ってしまうことがあるんですね。例えば、夕食の時間に遅れると連絡したのに、電話を忘れてしまった。友人との約束を優先して、奥さんとの予定をキャンセルした。何気なく言った一言が、奥さんを傷つけてしまった。

A型の奥さんは、不満やイライラをすぐに口に出さないことが多いんです。我慢して溜め込んで、ある日突然爆発する。ご主人からすると、「急にキレた」と感じるかもしれません。でも実際は、小さなモヤモヤが積み重なった結果なんです。

ここで面白いエピソードを一つ。ある70代のご主人が、奥さんに「あなたはいつもゴミ捨ての日を忘れる」と怒られたそうです。ご主人は「たまに忘れるくらい、別にいいじゃないか」と思っていたのですが、奥さんに言わせると「もう50回以上は注意している」とのこと。ご主人は驚いて、「そんなに?」と聞き返したそうですが、奥さんは手帳を取り出して、実際に記録を見せたそうです。几帳面なA型の奥さんらしいエピソードですね。ご主人は観念して、携帯電話のアラームにゴミ捨ての日を登録し、それ以来一度も忘れたことがないそうです。

さて、奥さんを怒らせてしまったとき、どう対処すればいいのでしょうか。

一番大切なのは、すぐに向き合うことです。時間が空けば空くほど、奥さんは「軽く扱われた」「大事にされていない」と感じてしまいます。できるだけ早く、「怒らせてごめん」と一言でも伝えることが重要なんです。

次に、何について謝るのかを明確にすること。「ごめん」だけでは、何が悪かったのか分かっていないと思われてしまいます。「昨日、約束した時間に遅れたこと」「あなたの話を聞かずにテレビを見ていたこと」など、具体的に自分の非を言葉にする。そして、「次はこうする」と改善策までセットで伝えるんです。

例えば、こんな風に。「昨日は、約束した夕食の時間に遅れてごめん。電話をするべきだったのに、忘れてしまった。これからは、遅れそうなときは必ず電話をするよ。携帯にアラームも設定しておくから」。具体的に、そして真剣に伝えることが大切です。

そして、一番重要なのが、奥さんの気持ちを受け止めること。言い訳をする前に、まず共感するんです。「寂しい思いをさせた」「不安にさせた」という感情部分に、しっかり寄り添う。そうすることで、奥さんの怒りは落ち着いていきます。

ある68歳のご主人の体験談をご紹介します。彼は、奥さんとの結婚記念日のディナーを忘れてしまったそうです。その日、友人とゴルフの約束があり、すっかり記念日のことを忘れていたんですね。夕方帰宅すると、奥さんが涙を流して怒っていました。

「あなたにとって、私との記念日はどうでもいいのね」と。

ご主人は、最初は「そんなつもりじゃない」「ゴルフは前から約束していた」と言い訳をしてしまったそうです。でも、奥さんの涙を見て、ハッと気づいたといいます。これは、記念日を忘れたことだけの問題じゃない。奥さんは、自分が大切にされていないと感じて、悲しんでいるんだと。

ご主人は、言い訳をやめて、奥さんの手を取りました。「ごめん。君を悲しませて、本当にごめん。記念日は、君にとって大切な日だったのに、忘れてしまった。君の気持ちを考えられなかった」。そう言って、しばらく二人で向き合って話をしたそうです。

奥さんは、ご主人が自分の気持ちを理解してくれたことで、少しずつ心を開いてくれました。「私ね、あなたが私のことをもう大切に思ってくれていないんじゃないかって、不安だったの」と。長年連れ添っているからこそ、お互いの存在が当たり前になってしまう。でも、だからこそ、大切にする気持ちを忘れちゃいけないんだと、ご主人は痛感したそうです。

その後、ご主人は翌日、奥さんを高級レストランに連れて行き、改めて記念日をお祝いしたそうです。そして、携帯のカレンダーに、結婚記念日だけでなく、奥さんの誕生日、出会った日、プロポーズした日など、二人にとって大切な日を全部登録しました。今では、その日が近づくと通知が来るようにしているそうです。

奥さんは、ご主人のそういう姿勢に、改めて愛情を感じたといいます。「あの一件があって、むしろ二人の絆が深まった」と、今では笑って話せるようになったそうです。

さて、ここで絶対にやってはいけないNG行動についてもお話ししておきましょう。

まず一つ目は、既読無視や放置です。「落ち着くまで放っておこう」と思うかもしれませんが、A型の奥さんには「もうどうでもいいんだ」と伝わってしまいます。そして、怒りが失望や諦めに変わってしまうんです。これは、とても危険なことです。

二つ目は、「そんなに怒ること?」と軽く扱うこと。A型の奥さんは真面目な分、小さな約束や言い回しにも意味を感じています。「気にしすぎ」と片付けてしまうと、信頼が一気に冷めてしまう可能性があるんです。

三つ目は、形だけの謝罪です。「ごめん」と一言だけ言って、さっさと忘れようとする。これは、「早く終わらせたいだけ」と受け取られて、むしろ火に油を注ぐことになります。

ある73歳のご主人は、奥さんに4日間も連絡を返さなかったことがあるそうです。息子夫婦の家に泊まりに行っていたのですが、「奥さんは分かってくれるだろう」と思って、連絡をしなかったんですね。

でも、奥さんは心配と不安でいっぱいでした。「何かあったんじゃないか」「私はもう必要とされていないんじゃないか」と。ご主人が帰宅したとき、奥さんは怒りと悲しみで言葉も出なかったそうです。

ご主人は、「忙しかったから」「息子と話が盛り上がって」と言い訳ばかりしました。その結果、奥さんは数ヶ月後、静かに別居を決意したそうです。「怒りより諦めに変わった」と、奥さんは言ったといいます。

幸い、この夫婦は、娘さんの仲介で話し合いの場を持ち、なんとか関係を修復できました。でも、ご主人は今でも、あのとき素直に謝らなかったことを後悔しているそうです。

逆に、上手く仲直りできた例もあります。ある71歳のご主人は、奥さんとの旅行を当日キャンセルしてしまったそうです。急な仕事の用事が入ってしまったんですね。奥さんは激怒しました。楽しみにしていた旅行を、土壇場でキャンセルされたのですから、当然です。

でも、ご主人は翌日すぐに奥さんと向き合いました。「具体的にどこが悪かったか」「今後はスケジュール管理をどう変えるか」を話し、奥さんの気持ちを長時間聞いたんです。

奥さんは、最初は怒っていましたが、ご主人が真剣に向き合ってくれることで、少しずつ心が解けていきました。そして、二人で話し合って、「大事な予定は一緒にスケジュール帳に書き込む」「月に一度、二人でゆっくり話す時間を作る」というルールを決めたそうです。

その後、二人は延期した旅行に行き、以前より楽しい時間を過ごせたといいます。「あの出来事があって、お互いを大切にする気持ちを再確認できた」と、今では笑って話せるそうです。

仲直りした後、さらに夫婦の絆を深めるコツもあります。

一つ目は、二人のルールを一緒に決めること。連絡の頻度、大切にしたい日、お互いのNGな言動など、「責め合い」ではなく「どうしたらお互い楽か」という視点で話し合うんです。そうすることで、安心感が増します。

二つ目は、感謝と好意を言葉にすること。A型の奥さんは、「大事にされている実感」があると、とても落ち着きます。仲直りのときに、「普段助かっていること」「好きなところ」を口にするのも効果的です。

例えば、「いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう」「君がいてくれるから、安心して生活できる」など。長年連れ添っているからこそ、当たり前になってしまった感謝を、改めて言葉にするんです。

三つ目は、行動で示すこと。小さなプレゼントや、二人でのお出かけの提案など、具体的な行動を伴うと、「口だけじゃない」と受け取られます。そして、怒りが信頼に変わっていくんです。

ある76歳のご主人は、仲直りの後、毎朝奥さんにコーヒーを淹れるようになったそうです。たったそれだけのことですが、奥さんはとても喜んで、「あなたが変わってくれて嬉しい」と涙を流したといいます。小さな行動の積み重ねが、大きな信頼につながるんです。

人生の先輩として、長年夫婦をやってきた経験から言えることがあります。それは、夫婦喧嘩は悪いことじゃないということ。むしろ、お互いの本音をぶつけ合い、理解を深める大切な機会なんです。

大切なのは、喧嘩をしないことじゃなくて、喧嘩の後にどう向き合うか。素直に謝れるか。相手の気持ちを受け止められるか。そして、同じ過ちを繰り返さないように、努力できるか。

A型の奥さんは、怒りの裏に「大事にされたい」「信頼されたい」という気持ちを持っています。その気持ちに、丁寧に応えていくこと。それが、長く幸せな夫婦生活を送る秘訣なんです。

定年退職後、二人で過ごす時間が増える方も多いと思います。そんなとき、改めてお互いと向き合う時間を大切にしてください。若い頃には気づかなかった相手の良さを、再発見できるかもしれません。

私の周りには、70代、80代になっても、仲の良いご夫婦がたくさんいます。その方たちに共通しているのは、お互いを尊重し、感謝の気持ちを忘れないこと。そして、何かあったときには、きちんと向き合って話し合うことです。

「妻は怒ると怖い」と思っている方もいるかもしれません。でも、その怖さの裏には、深い愛情があるんです。あなたに関心がなければ、怒りもしません。怒るということは、まだあなたに期待しているということ。その期待に、真摯に応えていってください。