シニアからのはるめくせかい

年齢を重ねた今だからこそときめきはるめく!毎日が楽しくなるシニアのための悠々自適生活応援マガジンです

60代からの恋愛 AB型男性の本音と向き合い方を知る

人生の折り返し地点を過ぎて、改めて恋愛や人との繋がりについて考える時間が増えたという方も多いのではないでしょうか。配偶者を亡くされた方、離婚を経験された方、あるいは長年独身を貫いてこられた方。それぞれの人生の歩みの中で、もう一度誰かと心を通わせたいと思う気持ちは、決して不自然なことではありません。

今日は、そんな人生の先輩方に向けて、AB型の男性が恋愛においてどのような傾向を示すのか、長年の人生経験を踏まえながら、じっくりとお話ししていきたいと思います。血液型占いを信じるかどうかは人それぞれですが、長い人生を振り返ったとき、「あの人はやっぱりAB型らしい性格だったな」と思い当たることもあるかもしれませんね。

AB型男性の基本的な性格を理解する

若い頃は気づかなかったことでも、年齢を重ねると人の性格や行動パターンがよく見えてくるものです。特にAB型の男性は、他の血液型と比べて少し掴みどころがない、不思議な魅力を持つ方が多いように感じます。

60代のある女性、トシコさんの話が印象的でした。彼女は5年前にご主人を亡くされてから、趣味のコーラスサークルで知り合った男性、マサオさんと親しくなりました。マサオさんは70歳のAB型。最初は「なんだか冷たい人かな」と思ったそうです。挨拶をしても素っ気ない返事しか返ってこないし、みんなでお茶を飲んでいても一人だけ本を読んでいる。そんな様子に、トシコさんは「この人は私のことが嫌いなのかしら」と少し寂しい気持ちになったといいます。

でも、ある日のこと。トシコさんが風邪で2週間ほどサークルを休んだとき、マサオさんから「体調はいかがですか」というメールが届いたそうです。普段は無口で距離を置いているように見えたのに、実はちゃんと気にかけてくれていた。その事実に、トシコさんの心は温かくなりました。

これがAB型男性の特徴なんです。表面上はクールで、感情を表に出さない。でも、心の中ではしっかりと相手のことを考えている。若い頃なら「冷たい人」と誤解してしまうかもしれませんが、人生経験を積んだ今なら、その奥にある優しさを感じ取ることができるのではないでしょうか。

シニア世代だからこそわかる、内面の魅力

私たちの世代は、外見の華やかさよりも、人間の内面の豊かさを重視する傾向があります。これは、長い人生の中でたくさんの人と出会い、別れ、そして本当に大切なものは何かを学んできたからこそ持てる視点です。

実は、AB型の男性もこの内面重視の傾向が強いんです。68歳のヒロシさんの話を聞いてみましょう。彼は3年前に妻と死別し、しばらくは一人で過ごしていましたが、地域の図書館で定期的に開かれる読書会で、同じ本を好む女性、ヨシエさんと知り合いました。

ヨシエさんは65歳。年齢なりのしわやたるみはあるけれど、本を読みながら見せる真剣な表情や、作品について語るときの生き生きとした目の輝きに、ヒロシさんは魅了されたといいます。「若い頃は、正直なところ外見ばかり気にしていました。でも今は違う。その人が何を考え、何を感じているか。それが一番大切だと思えるようになりました」と、ヒロシさんは静かに語ってくれました。

AB型の男性は、こうした内面的な美しさや、知的な会話を楽しめる相手を求める傾向があります。これは、若い世代にはなかなか理解しにくい感覚かもしれません。でも、私たちシニア世代には、とても共感できる価値観ではないでしょうか。

人生の後半戦で大切にしたい時間の質

定年退職を迎え、子どもたちも独立し、ようやく自分の時間を持てるようになった。そんな人生の段階にいる私たちにとって、誰かと過ごす時間の質は、若い頃とは比べものにならないほど重要になっています。

72歳のAB型男性、タカシさんの体験談が心に残ります。彼は奥様を10年前に亡くし、長い間一人暮らしをしていました。子どもたちは心配して「また誰かいい人を見つけたら」と言ってくれるのですが、タカシさん自身は「もう恋愛なんて」と思っていたそうです。

ところが、近所の喫茶店で偶然隣に座った女性、サチコさんと話すようになり、次第に彼女と過ごす時間が楽しみになっていきました。週に一度、同じ喫茶店で会ってお茶を飲みながら、昔の思い出話をしたり、最近読んだ本について語り合ったり。特別なデートをするわけでもなく、ただ静かに一緒の時間を過ごす。

「若い頃は、デートといえば映画やドライブ、レストランと、常に何か特別なことをしなければと思っていました。でも今は、ただ隣に座ってお茶を飲みながら話をする、それだけで十分に幸せを感じられるんです」と、タカシさんは穏やかな笑顔で話してくれました。

AB型の男性は、こうした静かで質の高い時間を大切にする傾向があります。派手なアプローチや情熱的な言葉よりも、穏やかに寄り添い、深い会話を楽しむ。そんな成熟した関係性を求めているのです。

ここで少し面白いエピソードを。昭和の時代、血液型占いが日本に入ってきたばかりの頃、ある雑誌で「AB型は二重人格」という表現が使われて大きな論争になったことがあったそうです。もちろん、これは誤解で、AB型の方々は単に状況に応じて柔軟に対応できる能力が高いだけなんですね。でも、当時のAB型の方々は「私は二重人格じゃない!」と憤慨したり、逆に「そうかもしれない」と自虐的に笑ったり。今となっては微笑ましい思い出話ですが、血液型への関心の高さがうかがえます。

慎重さの裏にある深い愛情

若い頃は、積極的でストレートな愛情表現に惹かれたものです。でも、人生経験を積んだ今だからこそ、慎重で控えめな態度の中にこそ、本当の誠実さや深い愛情があることがわかります。

66歳のアキコさんの体験は、多くの方の共感を呼ぶかもしれません。彼女は夫との死別後、地域のボランティア活動で知り合った男性、ケンジさんと親しくなりました。ケンジさんは69歳のAB型。

ケンジさんのアプローチは、実に慎重でした。突然デートに誘うようなことはせず、まずは「今度の活動、一緒に行きませんか」というさりげない誘い方から始まりました。その後も、「近くのパン屋さんが美味しいらしいですよ」「図書館で面白い展示をやっているみたいです」と、常に二人だけというよりは、何か目的があっての誘いという形を取っていました。

アキコさんは最初、「私に興味がないのかしら」と不安に思ったそうです。でも、ある日気づいたんです。ケンジさんが提案する場所は、すべてアキコさんが以前話したことのある興味関心に基づいていたことに。パンが好きだと言ったこと、歴史に興味があると話したこと。彼は全部覚えていて、それを元にさりげなく誘ってくれていたのです。

「若い頃なら、もっとはっきりと『好きです、付き合ってください』と言ってほしかったかもしれません。でも今は、こういう慎重で優しい気遣いが、どれだけ深い愛情から来ているかがわかります」と、アキコさんは目を細めて話してくれました。

AB型の男性は、相手を尊重するからこそ、慎重にアプローチします。特に私たちの世代は、それぞれに背負ってきた人生があり、簡単には踏み込めない領域もあります。その繊細さを理解しながら、ゆっくりと距離を縮めていく。それがAB型男性の愛情表現なのです。

言葉よりも行動で示す誠実さ

「愛してる」という言葉を何度言われるよりも、風邪をひいたときに黙って玄関先に置いてある生姜スープの方が、心に響く。そう感じる年齢になってきたのではないでしょうか。

74歳のミチオさんは、典型的なAB型の男性です。彼は昨年、同じマンションに住む70歳の女性、フミコさんと親しくなりました。二人の関係は、言葉少ない、でも心温まるものです。

ミチオさんは「好きだ」とか「一緒にいたい」といった直接的な言葉を口にすることはほとんどありません。でも、フミコさんが膝の痛みで困っていると聞けば、整形外科の良い先生を調べて教えてあげる。フミコさんの息子さんが遊びに来ると知れば、孫が喜びそうなおもちゃを買っておく。庭に咲いた花が綺麗だと、さりげなく一輪切って持っていく。

こうした小さな行動の積み重ねが、フミコさんの心を動かしました。「若い頃は、甘い言葉や情熱的な態度に心ときめかせたものでした。でも今は、この静かな優しさが、どれだけ心に響くか」と、フミコさんは語ります。

人生の後半戦を歩む私たちは、もう言葉の巧みさに惑わされることはありません。本当の誠実さは、日々の小さな行動の中に現れることを、長い人生の中で学んできました。AB型の男性が示す、言葉よりも行動による愛情表現は、まさに私たちの世代に最も響くものなのかもしれません。

知的な繋がりを求める心

定年後、時間に余裕ができて、読書をしたり、美術館に行ったり、新しい趣味を始めたりする方も多いでしょう。そんな知的好奇心を共有できるパートナーがいたら、人生はもっと豊かになります。

67歳のAB型男性、シゲルさんは、市民大学の歴史講座で知り合った64歳の女性、ハルコさんと意気投合しました。二人の関係は、まさに知的な繋がりから始まったものです。

授業の後、お互いの解釈について語り合ったり、おすすめの歴史書を紹介し合ったり。シゲルさんは「妻とは50年近く連れ添いましたが、正直なところ、こういう知的な会話をする機会はあまりありませんでした。妻は素晴らしい伴侶でしたが、興味の方向が違っていたんです」と、少し寂しそうに、でもどこか晴れやかな表情で話してくれました。

ハルコさんも夫を亡くして3年。「主人とは家庭のこと、子どものこと、お金のことばかり話していました。それも大切でしたが、もっと深い話、哲学的な話、歴史や文化についての話ができる人がいたら、どんなに楽しいだろうと思っていました」と語ります。

二人は今、毎週のように図書館や美術館に一緒に出かけ、展示を見た後にカフェでゆっくりと感想を語り合う時間を楽しんでいるそうです。恋人というより、最高の知的パートナー。でも、その関係性こそが、この年齢での理想的な男女の繋がりなのかもしれません。

AB型の男性は、こうした知的な刺激を求める傾向が強いです。長い人生を生きてきて、まだまだ学びたいこと、知りたいことがたくさんある。そんな好奇心を共有できる相手との時間は、何物にも代えがたい宝物になります。

過去を尊重しながら、新しい関係を築く

私たちの世代が新しい恋愛を始めるとき、若い頃とは違う複雑な感情が渦巻きます。亡くなった配偶者への思い、長年連れ添った相手との思い出、子どもたちの目、世間の目。様々なことが心を揺さぶります。

71歳のAB型男性、ユウジさんは、妻を亡くして5年後、妻の友人だった女性、トモコさんと親しくなりました。トモコさんも夫を亡くしており、お互いの寂しさや悲しみを理解し合える関係でした。

でも、ユウジさんは関係を進展させることに躊躇していました。「亡くなった妻に申し訳ない気がして」と、彼は涙ぐみながら話してくれました。トモコさんも同じ気持ちでした。お互いに惹かれ合っているのに、過去の配偶者への思いが邪魔をする。

そんなとき、ユウジさんはトモコさんにこう言ったそうです。「私たちは、決して過去を忘れようとしているわけではない。妻への愛情は今も心の中にあります。でも、人生はまだ続いている。残された時間を一人で寂しく過ごすより、お互いに支え合いながら生きていく。それは決して悪いことではないと思うんです」

この慎重で思慮深い言葉が、AB型男性らしいアプローチです。感情だけで突き進むのではなく、理性的に状況を整理し、お互いの立場を尊重しながら、新しい関係性を模索する。

トモコさんは、その言葉に救われたといいます。「彼の言葉で、自分の気持ちに正直になっていいんだと思えました。今は二人で、亡くなった配偶者の話もしながら、でも新しい未来についても語り合っています」

過去を否定せず、でも未来に向かって歩む。この難しいバランスを取ることができるのも、人生経験を積み、様々な感情と向き合ってきた私たちだからこそです。

健康や生活の不安を共有できる関係

年齢を重ねると、どうしても健康面での不安が増えてきます。膝が痛い、血圧が気になる、もの忘れが増えた。こうした悩みを気軽に話せる相手がいるということは、想像以上に心強いものです。

69歳のAB型男性、カズオさんと、67歳の女性、ナオミさんの関係は、まさにこうした支え合いから始まりました。二人は地域の健康ウォーキングサークルで知り合い、最初は挨拶程度の関係でした。

ある日、カズオさんが膝の痛みで歩くのがつらそうにしているのを見て、ナオミさんが「私も以前、同じような痛みがありましたよ」と声をかけたことがきっかけでした。そこから、お互いの健康の話、通院の話、薬の話。若い頃なら決してロマンチックとは言えない話題ですが、この年齢では切実で大切な話題です。

カズオさんは「若い頃は、デートで病気の話なんてしたら雰囲気が台無しだと思っていました。でも今は違う。お互いの体調を気遣い、健康に関する情報を交換し合う。それが一番大切なコミュニケーションになっています」と話します。

AB型の男性は、こうした実用的で理性的な会話を好む傾向があります。ただ感傷的になるのではなく、お互いが抱える現実的な問題について話し合い、一緒に解決策を考える。そういう関係性に価値を見出すのです。

ナオミさんも「彼と話していると、年を取ることが怖くなくなります。一人で不安を抱えるより、誰かと共有できる。それだけで、こんなに心が軽くなるんですね」と微笑みます。

これからの人生設計を一緒に考える

人生100年時代と言われる現代、60代や70代はまだまだこれからです。でも、若い頃と違って、残された時間について現実的に考える必要もあります。そんな中で、一緒に未来を考えられるパートナーがいることの意味は大きいです。

73歳のAB型男性、テルオさんは、68歳の女性、キヨコさんと知り合って2年になります。二人は入籍はしていませんが、お互いの家を行き来しながら、穏やかな関係を続けています。

テルオさんが素晴らしいと思ったのは、キヨコさんとなら将来のことを現実的に話し合えることでした。「もし認知症になったら」「介護が必要になったら」「どちらかが先に亡くなったら」。こうした話題は重く、避けたくなるものですが、二人はあえて向き合っているそうです。

「若い頃は、こんな話をするなんて考えられませんでした。でも今は、これが一番大切な話だと思います」とテルオさん。「お互いの意思を確認し合い、万が一のときのための準備をしておく。それが、相手への最大の愛情だと思うんです」

AB型の男性は、感情に流されず、理性的に物事を考える傾向があります。それが冷たく見えることもありますが、実はこれこそが、深い愛情と責任感の表れなのです。

キヨコさんは「最初は、そんな話をするなんて寂しいと思いました。でも、彼が真剣に考えてくれているからこそ、こういう話ができるんだと気づきました。今は、この現実的な話し合いができることに、むしろ安心感を覚えています」と語ります。

孤独を恐れず、でも繋がりを大切に

AB型の男性は、一人の時間を大切にする傾向があります。でも、それは決して他人を拒絶しているわけではありません。自分の時間と、誰かと過ごす時間のバランスを上手に取りたいと思っているだけなのです。

75歳のAB型男性、サトシさんは、一人暮らしを楽しんでいます。読書をしたり、絵を描いたり、音楽を聴いたり。自分のペースで生きることに喜びを感じているそうです。でも、同じマンションに住む72歳の女性、レイコさんとは、週に2回ほど一緒に食事をする関係を続けています。

「毎日一緒にいる必要はないんです。それぞれの時間を大切にしながら、でも定期的に会って食事をして、話をする。それが私たちにとって心地よい距離感なんです」とサトシさん。

若い頃は、恋人ならいつも一緒にいたいと思ったものです。でも、人生経験を積んだ今なら、適度な距離感こそが、長続きする関係の秘訣だとわかります。AB型の男性が求めるこの独特のバランス感覚は、実は私たちの年代にこそ、最も適した関係性なのかもしれません。

レイコさんも「最初は、もっと頻繁に会いたいと思っていました。でも、今はこのペースが心地いいです。会えない日は、自分の時間を楽しみ、会う日を楽しみにする。この待つ時間も、恋愛の一部なんだと、この年になって初めて実感しました」と笑います。