シニアからのはるめくせかい

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シニアのA型男性とAB型女性が穏やかに寄り添う秘訣

人生の後半を迎えて、新しいパートナーを探している方や、長年連れ添った配偶者との関係を見つめ直している方も多いのではないでしょうか。血液型の話って若い人だけのものと思われがちですが、実は60代、70代の方々にこそ、人間関係を理解する一つのヒントになるんです。

今日は、A型の男性とAB型の女性の相性についてお話ししたいと思います。もしかしたら、「今更血液型なんて」と思われるかもしれませんね。でも、長年のすれ違いの原因が「そういうことだったのか」と腑に落ちたり、新しいお相手との付き合い方のヒントになったりすることもあるんです。気楽に読んでいただけたら嬉しいです。

A型男性とAB型女性の基本的な組み合わせ

A型の男性といえば、真面目で誠実、約束事をきちんと守る方が多いですよね。定年退職後も、毎朝決まった時間に散歩に出かけたり、趣味のサークルに欠かさず通ったり。そんな几帳面さが安心感につながっています。

一方、AB型の女性は、感受性が豊かで頭の回転も早いけれど、どこかマイペース。一人の時間を大切にしたい、自分のリズムで過ごしたいという気持ちが強い方が多いようです。周りから見ると、ちょっとミステリアスな雰囲気を持っている方も少なくありません。

この二人が組み合わさると、実は意外と相性がいいんです。A型男性の細やかな気配りは、AB型女性にとって安心材料になります。逆に、AB型女性の冷静で客観的な視点は、心配性になりがちなA型男性の不安を和らげてくれるんですね。

70代のタカシさんと、68歳のフミコさんのお話を聞かせてもらったことがあります。タカシさんは典型的なA型で、毎日の生活リズムをきっちり守る方。フミコさんはAB型で、絵画教室に通ったり、一人で美術館に行ったりするのが好きな方でした。

お二人は配偶者を亡くされた後、趣味のサークルで知り合いました。最初は友人として、お茶を飲みながら近況報告をする程度の付き合い。でも、タカシさんの「約束の時間を守る誠実さ」と、フミコさんの「無理に踏み込んでこない距離感」が、お互いにとって心地よかったそうです。

ここで少し面白い話を。実は血液型占いって、日本特有の文化なんですよ。欧米ではほとんど話題にならないんです。昭和の時代に日本で大ブームになって、今も続いている。だから海外の方に「血液型何型?」と聞いても、知らない人も多いんです。でも、だからこそ日本人同士のコミュニケーションツールとして、上手に使えば面白いんですよね。

距離感の違いが生む温度差

ただし、この組み合わせには注意点もあります。A型男性は「ちゃんと向き合ってほしい」という気持ちが強い傾向があります。特に、人生の後半になって、パートナーとの時間を大切にしたいと思うからこそ、「もっと一緒にいたい」「もっと話したい」という思いが強くなるんです。

でも、AB型女性は「必要以上に感情を共有したくない」というタイプが多い。これは冷たいわけじゃないんです。ただ、自分の内面を整理する時間が必要で、一人で考えたいことがあるんですね。

65歳のマサオさんは、A型で定年後に趣味の登山サークルで知り合ったAB型のヨシコさん(63歳)にお付き合いを申し込みました。ヨシコさんも同じく配偶者を亡くされていて、お互いに寂しさを感じていた時期でした。

最初の数ヶ月は順調でした。週に一度、一緒に食事に行ったり、美術展に出かけたり。マサオさんは「こんなに気の合う人は久しぶりだ」と嬉しくて、毎日のように電話をかけるようになりました。「今日は何をしていた?」「明日は会えないかな?」と。

でも、ヨシコさんは少しずつ重荷を感じ始めたんです。「私の時間が欲しい」「毎日電話で報告しなきゃいけないのは息苦しい」と。でも、はっきり言えば傷つけてしまうかもしれないと悩んで、だんだん電話に出る回数が減っていきました。

マサオさんは不安になりました。「何か悪いことを言っただろうか」「もう興味がなくなったのか」と。A型特有の心配性が顔を出し、ますます連絡を取ろうとする。すると、ヨシコさんはますます距離を置きたくなる。この悪循環に陥ってしまったんです。

幸い、二人は共通の友人の仲介で、率直に話し合う機会を持ちました。ヨシコさんが「あなたのことは大切に思っている。ただ、毎日連絡を取り合うのは私には重い。週に2、3回の電話と、週末に会うくらいのペースがちょうどいい」と正直に伝えたんです。

最初、マサオさんは少しショックを受けました。でも、「彼女は彼女のペースがあるんだ。それを尊重することが本当の思いやりなんだ」と理解しました。それからは、連絡の頻度を減らし、会う時は心から楽しむことに集中するようになりました。

すると不思議なことに、関係がかえって良くなったんです。ヨシコさんも、自分のペースを尊重してくれるマサオさんに信頼を感じ、以前よりも心を開くようになりました。「無理に合わせなくていいんだ」という安心感が、二人の絆を深めたんですね。

長年連れ添った夫婦の場合

血液型の相性は、新しいパートナー探しだけでなく、長年連れ添った夫婦にも当てはまります。

73歳のケンジさんと、71歳のサチコさんは、結婚して45年の夫婦です。ケンジさんがA型、サチコさんがAB型。若い頃から、ケンジさんの几帳面さとサチコさんのマイペースさで、小さな衝突は日常茶飯事でした。

定年後、二人きりの時間が増えると、この違いがより際立つようになりました。ケンジさんは毎日のスケジュールを細かく決めたがる。「朝は6時に起きて散歩、8時に朝食、9時からは庭仕事」と。でも、サチコさんは「たまにはゆっくり寝たい」「今日は気分で決めたい」と思う。

ある日、二人は大きな言い合いになってしまいました。ケンジさんが「なぜ約束を守らないんだ」と怒り、サチコさんが「あなたは私を管理したいだけ」と言い返してしまったんです。

その夜、それぞれの部屋で一人になったとき、二人は初めて相手の気持ちを深く考えました。ケンジさんは「自分のやり方を押し付けていたのかもしれない」と気づき、サチコさんは「もう少し歩み寄る努力をしてもよかった」と反省しました。

翌朝、二人は静かに話し合いました。そして、「共有する時間」と「それぞれの時間」を明確に分けることにしたんです。朝食と夕食は一緒に食べる。でも、日中はそれぞれが好きなことをする。週に一度は二人で外出する。でも、それ以外の日は互いに干渉しない。

このルールを作ってから、家の中の空気が変わりました。ケンジさんは一人で釣りに行ったり、地域のボランティアに参加したり。サチコさんは友人とお茶を楽しんだり、一人で映画を見に行ったり。それぞれの時間を楽しむようになったら、一緒にいる時間がより貴重に感じられるようになったそうです。

「45年も一緒にいて、今更こんなことに気づくなんて」と、サチコさんは笑っていました。でも、遅すぎることなんてないんです。いくつになっても、人は変われるし、関係も改善できる。そう実感させてくれるお話でした。

再婚で幸せを見つけた二人

68歳のヒロシさんは、妻を病気で亡くして3年が経った頃、娘さんの勧めでシニア向けの婚活パーティーに参加しました。正直、最初は気が進まなかったそうです。「この年で新しい恋なんて」という気持ちと、「一人は寂しい」という気持ちが入り混じっていました。

そこで出会ったのが、AB型のミドリさん(66歳)でした。ミドリさんも夫を亡くされて5年。子どもたちは独立し、一人暮らしをしていました。

二人は最初、月に一度くらいのペースで会うようになりました。ヒロシさんはA型らしく、デートの計画をきちんと立て、時間通りに待ち合わせ場所に現れる。ミドリさんは、そんなヒロシさんの誠実さに安心感を覚えました。

一方、ミドリさんは無理に親密になろうとしない距離感を保っていました。「焦らなくていい」「ゆっくり知り合えばいい」という姿勢が、実はヒロシさんにとっても心地よかったんです。若い頃なら「もっと積極的に」と思ったかもしれませんが、この年齢になると、急がない関係の方が安心できる。

1年ほど経った頃、ヒロシさんがプロポーズしました。といっても、ドラマチックなものではなく、いつもの喫茶店で「一緒に暮らさないか」と静かに伝えただけ。ミドリさんは少し驚きましたが、「考えさせてください」と答えました。

AB型のミドリさんは、一人でじっくり考える時間が必要だったんです。自分の気持ち、子どもたちのこと、これからの生活。2週間ほど考えて、「はい」と答えました。

結婚して2年。二人は別々の部屋を持つ形で暮らしています。朝は一緒に食事をして、日中はそれぞれの趣味や用事で過ごし、夕方また集まってお茶を飲む。そんなゆったりとした生活リズムが、二人にとって理想的だそうです。

「若い頃だったら、こんな距離感は寂しいと思ったかもしれない」とヒロシさんは言います。「でも今は、これがちょうどいい。お互いの時間を大切にしながら、でも一緒にいられる。それが何より幸せなんです」

失敗から学ぶことも大切

すべてがうまくいくわけではありません。A型男性とAB型女性の組み合わせで、残念ながら別れてしまったケースもあります。

69歳のシゲルさんは、A型で退職後に知り合ったAB型のユリさん(67歳)と交際を始めました。でも、シゲルさんの「きちんとした関係」への執着が強すぎたんです。

週に何回会うか、電話は何時にするか、記念日はどう祝うか。すべてをルール化しようとしました。シゲルさんにとっては、それが愛情表現だったんです。でも、ユリさんには息苦しかった。

「もっと自由に付き合いたい」とユリさんが言っても、シゲルさんは「それは愛情が足りないからだ」と受け取ってしまう。お互いに歩み寄れず、半年で関係は終わってしまいました。

シゲルさんは今、「あの時、もっと彼女の気持ちを聞くべきだった」と振り返ります。「自分の不安を、ルールで埋めようとしていた。でも、本当に必要だったのは、相手を信じる勇気だったんだ」

この経験から、シゲルさんは多くを学びました。人との付き合い方、自分の弱さとの向き合い方。失敗は辛いけれど、それもまた人生の大切な学びなんですね。

血液型を参考にしながらも、大切なのは

血液型の話は、あくまで傾向です。すべてのA型男性がこうだとか、すべてのAB型女性がこうだというわけではありません。でも、「そういう傾向があるかもしれない」と知っておくことで、相手の行動を理解するヒントになります。

A型の方は、安心と秩序を求めやすい。だから、約束やルールを大切にするし、相手にもそれを期待しがちです。でも、それが相手にとっては重荷になることもある。

AB型の方は、自由と距離感を大切にしやすい。だから、束縛されることを嫌うし、自分の時間を確保したいと思う。でも、それが相手には「冷たい」と映ることもある。

大切なのは、この違いを知った上で、どう歩み寄るかです。A型の方は、相手のペースを尊重する。AB型の方は、最低限の気持ちは言葉にする。そんな小さな努力の積み重ねが、関係を育てていくんです。

シニアの恋愛や夫婦関係は、若い頃とは違います。情熱的な恋ではなく、穏やかで安定した関係を求める方が多い。だからこそ、お互いの違いを理解し、尊重し合うことが何より大切なんですね。

人生の後半は、焦る必要はありません。ゆっくりと、自分のペースで、相手のペースで。そうやって築いた関係は、きっと長続きします。

もしあなたが今、A型の男性でAB型の女性との関係に悩んでいるなら、少し距離を置いてみることも一つの方法です。相手を信じて、待つ。それもまた愛情の形です。

もしあなたがAB型の女性で、A型の男性の気持ちに応えきれないと感じているなら、時々でいいから言葉にしてみてください。「あなたのことは大切に思っている」と。それだけで、相手の不安は和らぎます。

人生100年時代と言われる今、60代、70代はまだまだこれからです。新しい出会いも、長年の関係の見直しも、遅すぎることはありません。血液型という小さなヒントを使いながら、より良い関係を築いていけたら素敵ですね。