シニアからのはるめくせかい

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シニアからのマッチングアプリに載せる写真がない場合の対処法

最近、マッチングアプリという言葉をよく耳にしませんか。お子さんやお孫さんから「おじいちゃん、おばあちゃんも使ってみたら?」なんて勧められた方もいらっしゃるかもしれませんね。配偶者を亡くされた方、長年独身を貫いてこられた方、あるいは人生の後半戦で新しい出会いを求めている方。そんな皆さんにとって、マッチングアプリは今や特別なものではなく、ごく自然な出会いの場になっています。

でも、いざ始めようと思ったとき、多くの方が立ち止まってしまうのが「写真」の問題です。特に「友達と一緒に写っている写真がない」「最近、人と写真を撮る機会がなかった」という声をよく聞きます。定年退職後は職場の付き合いも減りましたし、コロナ禍で旅行や集まりの機会も少なくなりました。気づけば、自分が写っている写真が数年前のものしかない、なんてこともあるでしょう。

でも大丈夫です。今日は、そんな皆さんのために、素敵な写真を準備する方法を一緒に考えていきましょう。年齢を重ねた私たちだからこそ映える写真の撮り方、そして何より、写真を通じてあなたらしさを伝える方法を、ゆっくりとお話ししていきますね。

自撮りは恥ずかしい?いえいえ、今は自然な時代です

「自撮り」という言葉を聞くと、若い人たちがスマートフォンを掲げて撮っている姿を思い浮かべるかもしれません。「あんな恥ずかしいこと、私にはできない」と思われる方も多いでしょう。でも、ちょっと待ってください。自撮りは決して恥ずかしいことではありませんし、むしろ今の時代、とても自然な行為なんです。

私の知り合いに、70歳を過ぎてからマッチングアプリを始めた女性がいます。彼女も最初は「自撮りなんてとんでもない」と抵抗していました。でも、娘さんに「お母さん、今は皆やってることなのよ。恥ずかしがることじゃないわ」と背中を押されて、挑戦してみたそうです。

最初は緊張して、何十枚も撮り直したそうです。笑顔が硬くなったり、角度がおかしかったり。でも不思議なもので、何枚か撮っているうちに、だんだんと自然な表情が出てくるようになりました。そして彼女が気づいたのは、「自分で撮るからこそ、納得がいくまで何度でもやり直せる」ということでした。

自撮りの最大のメリットは、自分のペースで、自分が「これなら良い」と思える一枚が撮れることです。誰かに撮ってもらうと、どうしても遠慮してしまったり、「もう一回」と言いづらかったりしますよね。でも自分で撮れば、百枚でも二百枚でも、納得がいくまで撮り直せます。

撮影のコツですが、まず大切なのは「光」です。朝の柔らかな日差しが入る窓辺、あるいは午後の優しい光が差し込むベランダ。そんな場所で撮ると、お肌も明るく、優しい雰囲気に写ります。蛍光灯の下で撮ると、どうしても顔色が悪く見えがちなので、できれば自然光を使ってください。

そして、カメラを少し上の角度から構えると、顔がすっきりと写ります。真正面よりも、ほんの少し斜めから撮ると、立体感が出て良い感じになりますよ。スマートフォンを持つ手が疲れたら、テーブルや本を重ねて、その上にスマホを置いて撮影するのも一つの方法です。

背景も大切なポイントです。散らかった部屋が写ってしまうより、きれいな壁や、お気に入りの絵画、あるいは庭の緑を背景にすると素敵です。あなたの暮らしぶりや趣味が少し垣間見えるような背景を選ぶと、写真に物語が生まれます。

他撮り風の自撮り、ちょっとした工夫で印象が変わる

「自撮りだとわかる写真は、やっぱり恥ずかしい」という方には、「他撮り風の自撮り」をお勧めします。これは、まるで誰かに撮ってもらったように見える自撮りのことです。

一番簡単な方法は、スマートフォンを何かに立てかけて、タイマー機能を使うことです。最近のスマホには3秒後、10秒後に撮影できる機能がついていますよね。これを使えば、カメラから離れた位置で、自然なポーズを取ることができます。

もう少し本格的にやりたい方は、簡単な三脚を購入するのも良いでしょう。家電量販店やインターネットで、千円程度から購入できます。三脚を使えば、高さや角度を自由に調整できるので、より自然な写真が撮れます。

さらに便利なのが、リモコンシャッターです。これもネットで数百円から購入できる小さな装置で、手元のボタンを押すだけで写真が撮れます。カメラを見つめるのではなく、遠くを見たり、横を向いたり、自然な仕草ができるので、とても良い表情が撮れるんです。

ある男性は、自宅の庭で花の手入れをしている姿を、この方法で撮影しました。三脚でスマホを固定して、リモコンシャッターを持ちながら、普段通りに花に水をやっている姿を何枚も撮ったそうです。その中の一枚、バラの花に微笑みかけているような自然な表情の写真が、とても好評だったとのことでした。

公園のベンチに座って本を読んでいる姿、散歩中に立ち止まって景色を眺めている後ろ姿。こういった「日常の一コマ」を切り取った写真は、作り込んだ写真よりもずっと魅力的に見えることがあります。年齢を重ねた私たちだからこそ、飾らない自然な姿が、深みのある魅力として映るんですね。

プロに頼む勇気、それは自分への投資

「でも、やっぱり自分で撮るのは自信がない」という方もいらっしゃるでしょう。そんな方には、プロのカメラマンに依頼することをお勧めします。「えっ、そんなお金をかけるなんて」と思われるかもしれませんが、これは決して無駄遣いではなく、自分への大切な投資なんです。

最近は、マッチングアプリ用の写真撮影を専門にしているカメラマンさんも増えています。料金は一万円から三万円程度が相場で、一時間ほどの撮影で数十枚の写真をデータでもらえます。高いと感じるかもしれませんが、考えてみてください。その写真が、あなたの新しい人生の扉を開くきっかけになるかもしれないのです。

私の知人の男性は、定年後の寂しさから、思い切ってプロに撮影を依頼しました。彼は「人生で初めて、プロのカメラマンに写真を撮ってもらった」と照れくさそうに話していましたが、その表情はとても嬉しそうでした。

撮影当日、カメラマンさんは彼の話をじっくり聞いてくれたそうです。趣味のこと、どんな人と出会いたいか、どんな印象を持ってもらいたいか。そして彼の人柄に合った場所で、リラックスして撮影が進みました。お気に入りのカフェ、いつも散歩している公園、そして自宅の書斎で本を読んでいる姿。

出来上がった写真を見たとき、彼は驚いたそうです。そこに写っているのは、自分でも忘れていた「良い笑顔の自分」でした。長年仕事一筋で、笑顔になる機会が少なくなっていた彼にとって、その写真は「まだこんな表情ができるんだ」という発見だったと言います。

その写真をマッチングアプリに載せたところ、反応は予想以上でした。何人もの女性から「いいね」をもらい、メッセージのやり取りが始まりました。そして数ヶ月後、彼は今のパートナーと出会ったんです。「あのときプロに頼んで本当に良かった。あの写真がなければ、彼女とは出会えなかった」と彼は話していました。

プロに依頼するメリットは、技術的なことだけではありません。撮影という体験を通じて、自分自身を見つめ直す機会にもなるんです。カメラマンとの会話の中で、自分の良さを再発見したり、新しい自分に気づいたり。そういった心の変化も、写真に表れてきます。

セルフ写真館、新しい時代の便利なサービス

「プロに頼むのは少しハードルが高い」「でも自撮りよりは良い写真が欲しい」という方には、セルフ写真館という選択肢があります。これは比較的新しいサービスで、都市部を中心に増えてきています。

セルフ写真館は、照明や背景が整ったスタジオで、自分で撮影できる施設です。料金は30分で二千円から三千円程度。スタジオに入ると、きれいな照明と、選べる背景があり、リモコンシャッターが用意されています。基本的には一人で入って、自分のペースで何枚でも撮影できるという仕組みです。

最初は「一人でスタジオに入るなんて」と緊張するかもしれませんが、完全に個室になっているので、誰の目も気にする必要がありません。試行錯誤しながら、納得のいく一枚を撮ることができます。

ある女性は、お孫さんに「セルフ写真館っていうのがあるらしいよ、おばあちゃんも行ってみたら?」と勧められて、半信半疑で行ってみたそうです。受付で簡単な説明を受けて個室に入ると、そこには明るい照明と、シンプルで上品な背景がありました。

最初は緊張して、どう撮ったらいいかわからなかったそうです。でも、何枚か撮っているうちに、だんだんと楽しくなってきました。背景を変えてみたり、角度を変えてみたり。まるで子供の頃に写真館で撮影してもらったときのような、ワクワクした気持ちになったと話していました。

30分という時間は意外と長く、ゆっくりと何十枚も撮影できます。そして撮った写真はその場でスマホに送信できるので、とても便利です。彼女はその中から、自分でも「これは良い表情だな」と思える数枚を選んで、マッチングアプリに使ったそうです。

セルフ写真館の良いところは、プロほど高額ではないけれど、自宅での自撮りよりはずっとクオリティの高い写真が撮れることです。照明がしっかりしているので、お肌も明るく健康的に見えますし、背景もきれいに整っているので、全体的に上品な印象になります。

顔写真がすべてじゃない、あなたらしさを伝える工夫

ところで、マッチングアプリの写真は、必ずしも顔のアップである必要はないんです。むしろ、あなたの人柄や趣味が伝わる写真の方が、共通の話題ができて、良い出会いにつながることもあるんですよ。

例えば、庭いじりが趣味の方なら、丹精込めて育てた花々の写真。料理が好きな方なら、自慢の料理の写真。旅行が好きな方なら、訪れた場所の風景写真。こういった写真を何枚か載せることで、「この人はこんなことが好きなんだな」「こういう暮らしをしているんだな」ということが伝わります。

ある男性は、顔写真に自信がなくて、最初はなかなかマッチングアプリに登録できませんでした。でも、趣味の陶芸作品の写真と、制作している様子の横顔の写真、そして完成した器でお茶を楽しんでいる写真を載せたところ、同じく陶芸に興味のある女性からメッセージをもらったそうです。

「素敵な器ですね。どこかで陶芸を習っているんですか?」というメッセージから会話が始まり、陶芸の話で盛り上がり、やがて一緒に陶芸教室に通うようになりました。今では二人とも、お互いの作品を褒め合いながら、楽しい時間を過ごしているそうです。

写真というのは、単に「外見を見せる」だけのものではなく、「あなたの人生を伝える」ツールなんです。特に私たちの年代は、長い人生の中で培ってきた趣味や経験、大切にしている時間がありますよね。それを写真で表現することで、同じ価値観を持つ人と出会える可能性が高まるんです。

実際の体験から学ぶ、成功のヒント

ここで、実際にマッチングアプリで素敵な出会いを見つけた方々の体験談をご紹介しましょう。きっと参考になることがあると思います。

まず、自撮りで成功した女性の話です。彼女は68歳で、夫を亡くしてから5年が経っていました。寂しさを感じながらも、なかなか新しい一歩を踏み出せずにいたところ、友人から「一緒にマッチングアプリを始めてみない?」と誘われたそうです。

彼女は写真を撮ることが苦手で、最初は何日もかけて、少しずつ撮影の練習をしました。リビングの窓辺で、午前中の柔らかな日差しが入る時間に、何度も何度も撮り直しました。最初は表情が硬かったそうですが、好きな音楽をかけながら撮影するうちに、自然な笑顔が出るようになりました。

彼女が選んだのは、カーディガンを羽織って、ソファに腰掛けて微笑んでいる一枚でした。作り込んだ笑顔ではなく、リラックスした、ごく自然な表情。その写真をプロフィールに設定したところ、予想以上の反応がありました。

「優しそうな笑顔ですね」「リラックスした雰囲気が素敵です」というメッセージが届き、彼女は驚くと同時に、とても嬉しかったそうです。その中の一人の男性とメッセージのやり取りが始まり、今では定期的に会って、お茶を飲みながらお喋りを楽しむ関係になっています。

次に、プロに依頼した男性の体験です。彼は72歳で、定年退職後は趣味の読書と散歩の日々を送っていました。特に不満はなかったのですが、ふとしたときに「このまま一人でいいのだろうか」という思いが頭をよぎるようになりました。

友人に相談したところ、「マッチングアプリを試してみたら?」と言われました。でも彼には、最近撮った写真が一枚もありませんでした。家族写真は数年前のものばかりで、とても使えそうにありません。

悩んだ末、彼はインターネットで見つけた、マッチングアプリ用の写真撮影サービスに申し込みました。カメラマンは40代の優しそうな女性で、最初に彼の話をじっくり聞いてくれました。趣味のこと、どんな人と出会いたいか、どんな場所が好きか。

撮影は彼の行きつけのカフェ、近所の公園、そして自宅の書斎で行われました。カメラマンは「自然な表情が一番素敵ですよ」と言いながら、リラックスできるよう気を配ってくれました。彼は最初は緊張していましたが、話をしているうちに、だんだんと自然な笑顔が出てくるようになりました。

出来上がった写真を見て、彼は感動したそうです。そこには、落ち着いた雰囲気の、でも温かみのある笑顔の自分がいました。その写真をプロフィールに使ったところ、反応は劇的に変わりました。多くの女性から「いいね」をもらい、メッセージも増えました。

そして数ヶ月後、彼は今のパートナーと出会いました。同じく読書好きの女性で、メッセージのやり取りから始まり、やがて一緒に図書館や書店を巡るようになりました。「あのとき、勇気を出してプロに頼んで本当に良かった」と彼は繰り返し話しています。

最後に、趣味の写真で成功した男性の話です。彼は料理が大好きで、毎日のように新しいレシピに挑戦していました。でも顔写真を載せることには抵抗がありました。そこで彼は、自分が作った料理の写真をメインに、プロフィールを作成しました。

色とりどりの野菜を使ったサラダ、丁寧に盛り付けられた和食、手作りのパンやお菓子。どれも美しく、美味しそうな写真ばかりでした。そして一枚だけ、キッチンで料理をしている横顔の写真を添えました。

すると、同じく料理が好きな女性から「このラタトゥイユ、とても美味しそうですね!レシピを教えていただけませんか?」というメッセージが届いたそうです。そこから料理談義が始まり、レシピの交換をしたり、お互いの作った料理の写真を見せ合ったり。

やがて二人は実際に会うことになり、一緒に料理教室に通うようになりました。今では週末になると、どちらかの家で一緒に料理を作って、楽しい時間を過ごしているそうです。「顔写真じゃなくても、共通の趣味があれば、素敵な出会いがあるんだと知りました」と彼は話していました。

写真館での思わぬ再会、人生の不思議

ここで少し、本筋から外れた面白い話をさせてください。先ほどお話ししたセルフ写真館ですが、実はこんなエピソードがあるんです。

ある女性がセルフ写真館で撮影を終えて、施設を出ようとしたとき、入口で待っている男性と目が合いました。なんと、その男性は50年前に同じ職場で働いていた元同僚だったんです。お互いに「えっ!」と驚いて、しばらく立ち話になりました。

「こんなところで何を?」と聞かれて、女性は正直に「マッチングアプリの写真を撮りに来たの」と答えました。すると男性も笑いながら「実は僕もです」と。二人とも配偶者に先立たれ、新しい出会いを求めていたことがわかったんです。

その場で連絡先を交換し、後日お茶をすることになりました。そして今では、二人は良い友人として、時々一緒に食事をしたり、旅行に行ったりする関係になっているそうです。マッチングアプリで出会う前に、セルフ写真館で偶然再会するなんて、人生は本当に不思議ですよね。

写真を通じて見つける、新しい自分

さて、ここまで色々な方法や体験談をご紹介してきましたが、最後に一番大切なことをお伝えしたいと思います。それは、写真を準備する過程そのものが、あなたにとって貴重な時間になるということです。

自撮りをするにしても、プロに頼むにしても、その過程で私たちは自分自身と向き合います。「自分はどんな表情が好きだろう」「どんな自分を見せたいだろう」「どんな人と出会いたいだろう」。こういったことを考えながら写真を準備することは、自己理解を深める良い機会になるんです。

そして、何より大切なのは、完璧な写真を撮ろうとしないことです。私たちは皆、年齢を重ねています。シワもあれば、白髪もある。でも、それは決して隠すべきものではなく、あなたが歩んできた人生の証です。その人生の深みこそが、あなたの魅力なんです。

若く見せようと無理に加工した写真より、ありのままのあなたが映っている写真の方が、ずっと魅力的です。なぜなら、それが本当のあなただから。そして、本当のあなたを受け入れてくれる人との出会いこそが、長続きする良い関係につながるからです。

マッチングアプリは、あなたの人生に新しい風を運んでくれるかもしれません。友達がいなくても、最近人と写真を撮っていなくても、大丈夫です。今日お話しした方法を使えば、素敵な写真が準備できます。そして何より、その過程を楽しんでください。

自撮りの練習をしながら、久しぶりに鏡の前で笑顔を作ってみる。それだけでも、なんだか楽しい気持ちになりませんか。プロに撮影を依頼して、自分のために時間とお金を使う。それは決して無駄ではなく、自分を大切にする素敵な行為です。

人生の後半戦は、これまでとは違った形の幸せを見つける時期かもしれません。パートナーという形かもしれないし、趣味を共有する友人という形かもしれない。どんな形であれ、新しい出会いは、あなたの日々に彩りを添えてくれます。

写真を準備することは、その第一歩です。焦らず、自分のペースで、でも楽しみながら取り組んでください。そして、素敵な一枚が撮れたら、勇気を出してマッチングアプリに登録してみてください。画面の向こうには、あなたとの出会いを楽しみにしている誰かがいるかもしれませんよ。