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シニア世代のマッチングアプリ、こんな写真は避けましょう。温かい出会いのために

マッチングアプリを始めようと写真を選んでいる時、ふと不安になることはありませんか。「この写真で大丈夫かしら」「変に思われないだろうか」。今日は、シニア世代の皆さんに向けて、避けたほうがよい写真について、優しくお話しさせていただきます。

若い世代向けのアドバイスとは少し違う視点も交えながら、私たち世代が本当に気をつけるべきポイントを見ていきましょう。大切なのは、相手に誠実な印象を与え、温かい出会いにつながる写真を選ぶことです。

まず、一番避けたいのは、笑顔がない写真です。真面目な表情の写真、下を向いている写真、横を向いている写真。こういった写真を選んでしまう気持ち、よくわかります。私たちの世代は、写真を撮られるとき、つい真面目な顔になってしまいます。それが礼儀だと教えられてきましたから。

でも、マッチングアプリでは違うのです。笑顔は、「親しみやすさ」と「優しさ」を伝える一番の方法です。笑顔のない写真は、どんなに良い服を着ていても、どんなに良い場所で撮っていても、近寄りがたい印象を与えてしまいます。

60代の女性の体験談があります。彼女は最初、きちんとした印象を与えたいと思い、少し渋めの表情でスーツを着た写真を使っていました。長年、会社で管理職として働いてきた彼女は、そういう姿が自分らしいと思ったのです。

でも、マッチする数が思ったより少なく、不安になりました。娘に相談したところ、「お母さん、これじゃあ会社の上司みたいで堅すぎるよ。もっと笑って」と言われました。最初は「笑顔なんて恥ずかしい」と抵抗がありました。でも、娘が撮ってくれた、庭で笑いながら花に水をやっている写真に変えてみたのです。

すると、マッチする数が明らかに増えました。「明るそうで素敵ですね」「優しそうな方ですね」というメッセージが届くようになりました。彼女は言います。「真面目な顔が悪いわけじゃない。でも、マッチングアプリでは、まず親しみやすさを見せることが大切だと学んだ」と。

次に避けたいのは、複数人で写っている写真です。お友達や家族と一緒に写っている写真を選ぶ方がいます。「楽しそうに見えるから」「一人の写真は恥ずかしいから」という理由です。お気持ち、よくわかります。

でも、グループ写真には問題があります。まず、「どの方があなたなのか」がわかりにくいのです。若い世代なら「真ん中の人です」とすぐわかるかもしれません。でも、私たちの世代は、似たような雰囲気の方が多いこともあります。相手に「どの人だろう」と考えさせてしまうと、その時点で興味を失われてしまいます。

70代の男性の体験談があります。彼は、ゴルフ仲間と一緒の写真を何枚か載せていました。「楽しく過ごしている様子が伝わるかな」と思ったからです。ある日、マッチした女性から「写真の右側の方、素敵ですね。紹介していただけますか」というメッセージが届きました。

彼はショックを受けました。自分は左側に写っていたのです。それ以来、グループ写真は一枚も使わないことにしました。「主役は自分でなければならない。それが基本だと気づいた」と言います。

それから、一緒に写っている方への配慮も忘れてはいけません。お友達の顔が写っている写真を、許可なく載せていいのでしょうか。若い世代なら、顔にモザイクをかける方法を知っているかもしれません。でも、私たちにはそれが難しいこともあります。だから、最初から一人で写っている写真を選ぶほうが安全なのです。

顔がよく見えない写真も避けましょう。マスクをしている写真、サングラスをかけている写真、遠くから撮った写真、暗い場所で撮った写真。こういった写真を選んでしまう気持ち、本当によくわかります。顔をはっきり見せるのは恥ずかしい。そういう気持ちがあるからです。

でも、残念ながら、顔を隠している写真は、相手に不信感を与えてしまいます。「何か隠しているのではないか」「既婚者なのではないか」「容姿に自信がないのではないか」。そういった疑念を持たれてしまうのです。

65歳の女性の体験談があります。彼女は最初、おしゃれなサングラスをかけた写真を使っていました。「カッコよく見えるかな」と思ったからです。でも、マッチしても、会話がなかなか続きませんでした。

ある男性から、正直なメッセージが届きました。「オープンな出会いを求めているなら、オープンに顔を見せたほうがいいですよ」と。最初は少し傷つきました。でも、その言葉の意味を考えて、顔全体がはっきりわかる写真に変えました。

すると、マッチした後の会話のテンションが明らかに変わりました。相手も安心して話しかけてくれるようになったのです。「顔を見せることは、相手への誠意なんだと気づいた」と彼女は言います。

ここで、少し横道にそれますが、面白い話をさせてください。ある男性が、趣味の登山の写真を載せようとしたときのこと。山頂で撮った写真だったのですが、距離が遠くて顔がよく見えませんでした。息子に見せたところ、「お父さん、これじゃあ誰だかわからないよ。山の写真みたいだ」と笑われたそうです。

確かに、素晴らしい景色の写真です。でも、主役は山ではなく、あなたです。趣味を伝えたいなら、登山姿でも、もっと近くで撮った、笑顔の写真のほうがずっと効果的なのです。

古すぎる写真も、絶対に避けてください。これは本当に大切なことです。5年前、10年前の写真。若く見える頃の写真。そういった写真を使いたくなる気持ち、痛いほどわかります。「少しでも良く見せたい」という気持ちは、自然なことです。

でも、これは相手を裏切る行為になってしまうのです。メッセージのやり取りで期待を高めておいて、実際に会ったときに「写真と全然違う」と思われる。その時の相手の落胆、そして自分の恥ずかしさを想像してみてください。

70代の男性の体験談があります。彼は、まだ髪が黒々としていて、体型もスマートだった60代前半の写真を使っていました。「自分史上、一番格好良かった頃だから」という理由でした。メッセージのやり取りは順調で、女性も楽しそうに返信してくれました。

初めて会う日、彼は緊張しながらカフェに向かいました。約束の席に座っている女性に声をかけると、彼女の表情が一瞬、曇りました。会話は続きましたが、どこか上の空な感じがしました。後日、丁寧なメッセージが届きました。「お会いできて嬉しかったのですが、写真との印象の違いに驚いてしまいました」と。

彼は深く反省しました。「自分を良く見せようとして、結果的に相手を傷つけてしまった。過去の栄光にすがるのは、自分にとっても相手にとっても不誠実だった」と。それ以来、最近撮った、ありのままの自分の写真を使うようになりました。

清潔感のない写真も避けましょう。背景が散らかっている写真、髪型が整っていない写真、服がヨレヨレの写真。こういった写真は、どんなに良い表情をしていても、相手に良い印象を与えません。

私たちの世代は、身だしなみの大切さを知っています。でも、写真を撮るとき、つい背景のことを忘れてしまうことがあります。自分は写っているけれど、後ろに洗濯物が干してあったり、散らかった部屋が写り込んでいたり。

60代の女性の体験談があります。彼女は、自宅のリビングで撮った写真を使っていました。笑顔も良く、服装も素敵でした。でも、背景にテーブルの上の書類や、ソファに置かれた新聞が写り込んでいました。

ある日、マッチした男性から正直な指摘を受けました。「写真は素敵なのですが、背景がもう少し整理されていると、もっと良いと思います」と。最初は少し恥ずかしい気持ちになりました。でも、アドバイスとして受け止め、公園や庭で撮り直しました。

「清潔感は、写真の中のすべてに表れるんだと学んだ」と彼女は言います。自分だけでなく、背景も含めて、全体の印象を考えることが大切なのです。

自慢するような写真も避けたほうがよいでしょう。高級車の前で撮った写真、ブランド品を強調した写真。こういった写真を選ぶ方の気持ちもわかります。「一生懸命働いてきた証だから」「自分の成功を示したいから」という思いがあるのでしょう。

でも、マッチングアプリでは、そういった写真は逆効果になることが多いのです。相手は、あなたの財産や持ち物ではなく、あなたという人間に興味があるのです。物を見せるのではなく、人柄を見せることが大切です。

65歳の男性の体験談があります。彼は、長年の夢だった高級車を買った記念に、その車と一緒に撮った写真を載せました。「人生の成功を示せるかな」と思ったのです。でも、反応は期待とは違いました。

マッチした女性の何人かから、「お金持ちなんですね」というメッセージが来ました。でも、その後の会話は、お金の話ばかりになってしまいました。彼が本当に話したかったのは、趣味の話や人生観のことでした。でも、車の写真が、そういった人たちを引き寄せてしまったのです。

「自分の人生を示すつもりが、物に興味がある人を引き寄せてしまった。人柄を見せる写真のほうが、価値観の合う人と出会えると気づいた」と彼は言います。

誤解を招く写真にも注意しましょう。例えば、指輪が写っている写真。結婚指輪ではなくても、「この人、既婚者なのでは」と思われてしまうことがあります。お孫さんと一緒の写真も、「お子さんがいらっしゃるのかな」と混乱させてしまうことがあります。

お酒を飲んでいる写真も、程度によっては注意が必要です。友人と楽しくお酒を飲んでいる程度なら問題ありませんが、酔っ払って赤い顔をしている写真は避けたほうがよいでしょう。「この人、お酒が好きすぎるのでは」という印象を与えかねません。

70代の女性の体験談があります。彼女は、お孫さんと公園で遊んでいる写真を載せていました。微笑ましい写真で、彼女も幸せそうでした。でも、何人かの男性から「お子さんですか?」「お孫さんですか?」と聞かれました。

説明するのは簡単なことです。でも、最初から誤解のない写真を選んだほうが、スムーズに会話が始まることに気づきました。お孫さんの話は、実際に会ってから、自然な流れでできることです。写真では、自分自身を見せることに集中したほうがよいのです。

では、どんな写真が良いのか。それは、あなたらしい笑顔の写真です。明るい場所で、清潔感のある服装で、自然に笑っている。そして、背景も整っている。そんな写真が理想です。

難しく考える必要はありません。家族に頼んで、お気に入りの場所で撮ってもらいましょう。公園、カフェ、庭、図書館。あなたが好きな場所で、リラックスして撮った写真が一番です。

撮るときのコツは、たくさん撮ることです。1枚や2枚では、良い写真は撮れません。10枚、20枚撮って、その中から一番自然な笑顔のものを選ぶのです。最初は恥ずかしくても、何枚も撮っているうちに、自然な表情になっていきます。

写真は、あなたの第一印象を決める大切なものです。でも、完璧である必要はありません。モデルのようにきれいである必要もありません。大切なのは、あなたらしさが伝わることです。

優しい笑顔、清潔感、誠実さ。これらが伝われば、それが一番良い写真なのです。年齢を重ねた私たちの顔には、人生の豊かさが刻まれています。それは隠すべきものではなく、誇るべきものです。

避けるべき写真を知ることは大切です。でも、それ以上に大切なのは、良い写真を選ぶ基準を持つことです。その基準は、「相手に誠実な印象を与えられるか」「自分らしさが伝わるか」「温かい出会いにつながるか」です。

マッチングアプリは、新しい出会いの場所です。そこで大切なのは、背伸びすることでも、完璧を装うことでもありません。ありのままのあなたを、優しく、誠実に見せることです。

写真選びで迷ったら、家族や友人に相談してください。客観的な意見は、とても参考になります。そして、何より大切なのは、相手の立場に立って考えることです。もし自分が相手の立場だったら、この写真を見てどう感じるか。それを考えれば、避けるべき写真は自然とわかってきます。

人生の後半戦、新しい出会いは人生を豊かにしてくれます。その出会いの第一歩である写真を、誠実に、温かく、あなたらしく選んでください。そうすれば、きっと素敵な出会いが待っています。