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シニア世代が知りたいB型男性との上手な付き合い方と人間関係の築き方

長い人生を歩んでくると、様々な性格の方とお付き合いする機会がありますよね。息子さんや娘さんの結婚相手、職場の後輩、地域のサークル仲間、あるいは熟年離婚後の新しいパートナー候補など、人との出会いは何歳になっても尽きることがありません。

その中で、「どうもこの人とはウマが合わないな」と感じることがあるかもしれません。特に、血液型がB型の男性との関係に悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。「息子の嫁がB型の男性と交際していて心配」「地域の集まりでB型の男性と意見が合わず困っている」「再婚を考えているお相手がB型で、このまま進めていいのか迷っている」…そんなお声をよく耳にします。

私たちの世代は、血液型占いや血液型性格診断が大流行した時代を経験してきました。昭和の時代、テレビや雑誌で盛んに取り上げられ、「A型は真面目」「B型はマイペース」といった話題で、友人や家族と盛り上がったものです。科学的根拠については賛否両論ありますが、長年の人生経験から「確かにそういう傾向があるかもしれない」と感じていらっしゃる方も少なくないでしょう。

今日は、B型男性の特性を理解し、お互いに心地よい関係を築くためのヒントを、ゆっくりとお話しさせていただきたいと思います。

なぜB型男性との付き合いに戸惑うのか

私たちの世代、特に昭和一桁生まれから団塊の世代にかけては、「和を以て貴しとなす」という価値観の中で育ってきました。周りに合わせること、空気を読むこと、相手を立てること。これらは美徳とされ、多くの方がそのように振る舞ってこられたことと思います。

ところがB型男性は、しばしばこの「和」よりも「個」を優先する傾向があります。これは決して悪意があるわけではないのですが、私たちの価値観からすると「自分勝手」「協調性がない」と映ってしまうことがあるのです。

例えば、老人会の旅行計画を立てている時のこと。みんなで話し合って決めようとしているのに、B型男性がいきなり「俺はこっちの温泉がいいと思う」と、会議の流れを無視して発言する。あるいは、決まりかけていた予定に対して「やっぱり気が変わった。俺は行かない」と、突然言い出す。こういった場面に遭遇すると、長年培ってきた常識や礼儀が通用しないような気持ちになり、戸惑いや苛立ちを感じてしまうのです。

特に、計画性を大切にしてこられた方、真面目にコツコツと人生を歩んでこられた方にとって、B型男性の自由奔放さは理解しがたいものかもしれません。「約束は守るもの」「予定は事前に立てるもの」という当たり前のことが、彼らには当たり前ではない。この価値観のズレが、人間関係のストレスの原因になってしまうのですね。

B型男性を苦手に感じやすい方の特徴

長年の人生経験から、ご自身の性格や価値観もよくご存じのことと思います。B型男性との付き合いに特に苦労しやすいのは、以下のようなタイプの方です。もし当てはまると感じたら、それは決してあなたが悪いわけではありません。ただ、相性の問題として理解していただければと思います。

きちんとしたことが好きな方は、B型男性の行き当たりばったりな行動に振り回されがちです。例えば、孫の誕生日パーティーを計画していて、娘婿(B型)が「仕事が面白くなってきたから、ちょっと遅れるかも」と当日になって連絡してくる。あるいは、地域の集まりで役割分担を決めたのに、B型の男性が「やっぱり別のことがしたい」と言い出す。こういった場面では、「なんて無責任な」と怒りさえ込み上げてくることでしょう。

心配性で繊細な方も、B型男性との関係に悩みやすい傾向があります。連絡をマメにしてほしいのに、彼らは気が向いた時にしか連絡をしてこない。「何か気に障ることを言ってしまったのでは」「嫌われてしまったのでは」と不安になっても、本人は悪気なく自分の世界に没頭しているだけ。この温度差が、心配性な方の心を疲弊させてしまいます。

周りとの調和を大切にしてこられた方にとって、B型男性の空気を読まない発言は、まさに試練です。親戚の集まりで、誰もが避けているデリケートな話題を、B型男性がズケズケと切り込んでくる。あるいは、冠婚葬祭の場で、TPOをわきまえない服装や態度を見せる。隣にいる身としては、穴があったら入りたいほど恥ずかしい思いをすることもあるでしょう。

ロマンチックで一途に愛情を注いできた方は、熟年での恋愛や再婚を考える際、B型男性の「熱しやすく冷めやすい」性質に傷つくかもしれません。最初はとても情熱的で、まるで若い頃に戻ったような気持ちにさせてくれるのに、しばらくすると趣味や仕事に夢中になって、自分への関心が薄れていくように感じる。「私のことは本気じゃなかったのね」と、深く落ち込んでしまうこともあるのです。

B型男性の困った行動パターン

具体的に、どのような行動が問題になるのか、シニア世代が直面しやすい場面で考えてみましょう。

連絡の取り方一つをとっても、困ることがあります。最近は高齢者もスマートフォンを使う時代ですが、B型男性は自分の気分次第でしか返信しません。「元気にしてる?」とメッセージを送っても、数日間既読にすらならない。ようやく返信が来たと思ったら「元気だよ」の一言だけ。こちらは心配していたのに、その気持ちには全く気づいていない様子です。

予定に関しても、振り回されることが多いものです。月に一度の趣味のサークル、前日になって「明日は行けなくなった」と連絡が来る。理由を聞いても「ちょっと別の用事ができて」と曖昧。他のメンバーにも迷惑がかかるのに、罪悪感を感じている様子もない。計画的に物事を進めてきた世代としては、理解に苦しむ行動です。

会話の中でのデリカシーのなさも、時に心を傷つけます。ある女性は、久しぶりに会った男友達(B型)から「あれ、随分老けたね。前はもっと若々しかったのに」と、悪気なく言われたそうです。年を重ねることは誰にでも訪れることですが、それをストレートに指摘されると、やはり傷つくものです。本人に悪意がないことは分かっていても、「もう少し言葉を選んでほしい」と思ってしまいますよね。

ちょっと面白いエピソードなのですが、昭和40年代に血液型性格診断が大ブームになった時、ある企業が社員の血液型分布を調査したところ、営業部にB型が多く、総務部にA型が多いという結果が出たそうです。当時の人事担当者は「B型は自由な発想で営業に向いている」と分析したそうですが、実際は単なる偶然だったとか。それでも、この話は当時の週刊誌で大きく取り上げられ、血液型による適職診断まで流行したものです。今となっては微笑ましい思い出ですね。

実際に困った体験談から学ぶこと

70代の女性の体験です。彼女は夫を亡くした後、趣味のコーラスサークルで知り合った男性(B型)と親しくなりました。最初は楽しい時間を過ごしていたのですが、次第に彼の自由奔放さに疲れを感じるようになったそうです。

「一緒に旅行に行く約束をしていたのに、出発の3日前になって『やっぱり一人で山に登りたくなった』と言われたんです。もう宿も予約していたのに。私は、夫と過ごした若い頃を思い出しながら、この旅行をとても楽しみにしていました。それなのに、彼は『また今度行こうよ』と、軽く言うだけ。私の気持ちを全く分かってくれない、というより、分かろうとしてくれないんです」

彼女の声には、悲しみと怒りが混じっていました。長年連れ添った夫は、たとえ自分がやりたいことがあっても、彼女の気持ちを優先してくれた。でも、B型の彼は違った。自分の気持ちが最優先で、相手がどう感じるかまで考えが及ばない。この温度差に、彼女は深く傷ついたのです。

別の60代の男性は、地域の自治会での経験を語ってくれました。副会長を務めるB型の男性が、会議の場で突然、みんなで決めた方針を覆す発言をしたそうです。

「私たちは何度も話し合って、地域の夏祭りの予算を決めたんです。でも彼は、会議が終わる直前になって『やっぱりこのやり方は面白くないから、全部変えよう』と言い出した。もう準備も始めているのに、です。『なぜ今になって?』と聞いても、『今思いついたから』としか言わない。周りの人たちの労力や時間を、全く考えていないんです」

その男性は、長年会社で部下を育ててきた経験から、「若い人なら教育すればいい」と我慢してきたそうですが、同世代の大人がこの調子では、正直疲れてしまうと打ち明けてくれました。

B型男性の心の中を理解する

ここまで読んで、「B型男性は本当に困った存在だ」と思われたかもしれません。でも、少し視点を変えて、彼らの心の中を覗いてみましょう。

実は、B型男性の自由奔放な行動の裏には、「ありのままの自分でいたい」という純粋な願いが隠されています。私たちの世代は、社会の期待に応え、家族のために自分を犠牲にすることを美徳としてきました。でも彼らは、そういった「世間体」や「べき論」に縛られることを、心の底から嫌うのです。

これは決して、相手を傷つけたいからではありません。ただ、自分の感情に正直でありたい。偽りの自分ではなく、本当の自分で生きていきたい。そういった思いが、時として周りとの摩擦を生んでしまうのです。

また、B型男性は感情表現がストレートです。思ったことをそのまま口にする。これは、裏表がないという長所でもあります。遠回しに言う文化で育った私たちからすると、「デリカシーがない」と感じるかもしれませんが、見方を変えれば「嘘をつかない正直な人」とも言えるのです。

興味のあることに没頭する性質も、彼らの創造性の源です。一つのことに集中できるからこそ、新しいアイデアが生まれたり、思いもよらない発見があったりする。ただ、その集中力が、周りへの配慮を忘れさせてしまうという副作用を伴うのですね。

上手に付き合うための心の準備

では、B型男性と上手に付き合っていくには、どうすればいいのでしょうか。まず大切なのは、「相手を変えようとしない」という心構えです。

長い人生を歩んでこられた皆さんなら、お分かりいただけると思います。大人になった人の性格を変えることは、ほぼ不可能です。特に60代、70代になれば、その人の性格は完全に固まっています。B型男性に「もっと周りに配慮して」「計画的に行動して」と求めても、おそらく変わることはないでしょう。

それよりも、こちら側が心の持ち方を調整する方が、ずっと建設的です。「この人はこういう人なんだ」と受け入れる。完璧を求めない。期待値を下げる。そうすることで、不要なストレスから解放されます。

具体的な対処法としては、適度な距離感を保つことです。B型男性との付き合いは、「近づきすぎず、離れすぎず」がちょうどいいのです。毎日連絡を取り合う必要はありません。月に一度、気が向いた時に会う。そのくらいの関係性のほうが、お互いに心地よく過ごせます。

連絡についても、期待しすぎないことです。「返事が来たらラッキー」くらいの気持ちでいれば、イライラすることも減ります。大事な用件がある時は、電話で直接話す。緊急性のないことは、返事を待たない。そういった工夫が、心の平穏を保つコツです。

言葉で伝えることも大切です。ただし、責めるような言い方ではなく、「私はこう感じる」という表現を使いましょう。「あなたは約束を守らない」ではなく、「約束を楽しみにしていたから、変更になって残念だった」と。「あなたは空気が読めない」ではなく、「周りの人が気を遣っているように見えた」と。このように伝えることで、相手も受け入れやすくなります。

B型男性の良いところを見つける

ここまで苦手な部分ばかりお話ししてきましたが、B型男性にも素晴らしい長所があります。その長所に目を向けることで、関係性が大きく変わることもあるのです。

彼らは裏表がなく、素直です。お世辞を言わないということは、褒められた時は本心からだということ。計算や下心がない。これは、人間関係に疲れた時、とても癒される要素です。

また、束縛しないという特徴も、見方によっては長所です。「今日は何をしているの?」「誰と会っているの?」としつこく聞いてこない。お互いに自由な時間を尊重できる。熟年の恋愛や再婚において、これは案外重要なポイントなのです。

好奇心旺盛で、新しいことに挑戦する姿勢も魅力的です。私たちの世代は、年を重ねるごとに保守的になりがちですが、B型男性は何歳になっても「面白そう!やってみよう!」という若々しさを持っています。その姿勢に刺激を受けて、自分も新しいことに挑戦してみようと思えるかもしれません。

相性の良い関係性とは

実は、B型男性との相性が良い方もたくさんいらっしゃいます。それは、自分の時間を大切にできる、自立した方です。

趣味や友人関係が充実していて、相手に依存しない。一人の時間も楽しめる。そういった方にとって、B型男性の「放っておいてくれる」性質は、むしろ心地よいのです。

大らかで寛容な性格の方も、B型男性とうまくいきます。細かいことを気にせず、「まあいいか」と笑って許せる。完璧を求めない。そういった柔軟性があれば、B型男性の自由さも楽しめます。

変化や刺激を求める方にとっては、B型男性は最高のパートナーかもしれません。予測できない展開、突然の提案、型にはまらない発想。これらを「面白い」「退屈しない」と感じられるなら、素晴らしい関係を築けるでしょう。

人生の先輩として考える血液型との付き合い方

長い人生を歩んでこられた皆さんなら、血液型だけで人を判断することの危険性もご存じのことと思います。実際、B型でも繊細で計画的な方もいらっしゃいますし、他の血液型でも自由奔放な方はいます。

大切なのは、血液型という「一つの視点」として参考にしつつも、それだけで相手を決めつけないことです。目の前にいる人を、一人の人間としてしっかり見る。その人の言葉、行動、価値観を理解しようと努める。これは、血液型に関係なく、すべての人間関係において大切なことですよね。

私たちの世代は、多くの人間関係を経験してきました。職場の人間関係、ご近所付き合い、親戚との関係、子育てを通じた保護者同士の関係…様々な場面で、様々なタイプの人と接してきました。その経験は、これからの人生でも必ず役に立ちます。

B型男性との付き合いに悩んでいるなら、それは新しい学びのチャンスかもしれません。今まで出会ったことのないタイプの人と、どう関係を築いていくか。自分の価値観を見つめ直し、柔軟性を育てるきっかけになるかもしれません。

人生100年時代と言われる今、60代、70代はまだまだこれからです。新しい出会いがあり、新しい関係性が生まれます。その中で、B型男性との付き合い方を知っておくことは、きっとあなたの人生を豊かにしてくれるはずです。

無理に合わせる必要もありませんし、我慢して付き合う必要もありません。でも、理解しようとする姿勢を持つこと、相手の長所に目を向けること、そして何より、自分の心の平穏を守ることを忘れないでください。

あなたの長い人生経験と深い知恵があれば、きっと心地よい距離感を見つけられるはずです。焦らず、ゆっくりと、自分のペースで関係を築いていってくださいね。