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楽しい時間を過ごした後、お礼の連絡、LINEでどんな風に送ればいいのか

楽しい時間を過ごした後、家に帰ってホッと一息つく。そんな時、ふと思うんです。「お礼の連絡、した方がいいのかな」って。でも、LINEでどんな風に送ればいいのか、迷ってしまいますよね。

若い人たちなら慣れたものかもしれませんが、私たち世代にとって、スマートフォンでのやりとりはまだ少し緊張するものです。「こんな文章で大丈夫かな」「変なこと書いてないかな」「相手に迷惑じゃないかな」。送信ボタンを押す前に、何度も読み返してしまう気持ち、よく分かります。

でも、安心してください。お礼の連絡というのは、実はとてもシンプルなものなんです。難しく考える必要はありません。今日は、楽しい時間を過ごした後のお礼LINEについて、一緒にゆっくり考えていきましょう。

デジタル時代の「ありがとう」

私が若い頃は、楽しい集まりの後といえば、翌日に電話をかけるか、次に会った時に直接お礼を言うのが当たり前でした。手紙を書くこともありましたね。丁寧な便箋を選んで、万年筆でゆっくりと感謝の気持ちを綴る。そんな時間が好きでした。

でも時代は変わりました。今は、LINEというとても便利な道具があります。最初は戸惑いましたよ。「こんな簡単なメッセージで本当にいいの?」「もっと丁寧な言葉を使わないと失礼じゃないかしら」って。でも、使ってみて分かったんです。LINEには、LINEなりの良さがあるということを。

何より、すぐに気持ちを伝えられる。これが一番の魅力です。楽しかった余韻が残っているうちに「ありがとう」を届けられる。電話だと相手の都合を気にしなければいけませんが、LINEなら相手が好きな時に読んでくれます。手紙ほど形式ばらず、でも電話より気軽。ちょうどいい距離感なんです。

友人の話を聞くと、「LINEが使えるようになって、人とのつながりが増えた」という声が本当に多いんです。昔の同級生と再会して、そのままLINEで連絡を取り合うようになったり、趣味の集まりで知り合った人と気軽にメッセージを交換できたり。この年齢になって、新しい友達ができるなんて、素敵なことじゃないですか。

お礼を伝えることの大切さ

「ありがとう」という言葉の重みは、年を重ねるほど増していく気がします。若い頃は当たり前だと思っていたことも、この年齢になると一つ一つがありがたく感じられる。

誰かと一緒に過ごす時間。美味しい食事。楽しい会話。笑い合える瞬間。これらすべてが、決して当たり前ではない、かけがえのないものだと気づくんです。だからこそ、その感謝の気持ちを伝えたい。「楽しかった」「ありがとう」という思いを、きちんと相手に届けたい。

お礼のメッセージを送ることは、相手への感謝を示すだけではありません。「またお会いしたいです」という気持ちを伝えることでもあるんです。人とのつながりを大切にしたいという思いを、小さなメッセージに込めて送る。それが、新しい関係を育てていく第一歩になるんです。

いつ、どんな風に送ればいいの?

では、具体的にどうすればいいのか、一緒に見ていきましょう。難しいことは何もありません。

まず、タイミングです。一番いいのは、別れてから数時間以内、できればその日のうちに送ることです。「今日は楽しかったです」という気持ちが新鮮なうちに伝えた方が、相手にも喜ばれます。

でも、「その日のうちに送らなきゃ」と焦る必要はありません。家に着いて、夕食を済ませて、一息ついてから。そのくらいのゆったりしたペースで大丈夫です。翌日の午前中までなら、全く問題ありません。

実は、私の知り合いで、お礼のメッセージを送るのに3日もかかってしまった方がいるんです。「何を書けばいいか分からなくて、ずっと悩んでいた」そうです。結局、シンプルに「先日はありがとうございました。楽しい時間でした」と送ったら、相手からすぐに「こちらこそ、また会いましょうね」という温かい返事が来たそうです。遅くなっても、気持ちが伝われば大丈夫なんです。

次に、文章の長さです。短くて大丈夫です。むしろ、短い方がいいくらいです。長々と書く必要はありません。2、3行で十分です。

「でも、短すぎたら失礼じゃないかしら」と思われるかもしれません。私も最初はそう思っていました。でも、今の時代、短いメッセージが主流なんです。相手も、簡潔なメッセージの方が読みやすくて助かるんですよ。

ちなみに、面白い話があります。私の友人が初めてLINEでお礼を送った時、丁寧に書こうと思って、なんと原稿用紙2枚分くらいの長文を送ってしまったんです。その日の出来事から、感じたこと、思い出したこと、全部詰め込んで。相手からの返事は「ありがとうございます。長文お疲れ様です笑」だったそうで。本人は「やっちゃった!」と顔から火が出るほど恥ずかしかったと言っていました。でも、その失敗のおかげで、「LINEは短くていいんだ」と学んだそうです。今では、そのエピソードを笑い話として話せるようになりました。失敗も、時が経てば楽しい思い出になるものですね。

具体的な書き方を見てみましょう

では、実際にどんな文章を送ればいいのか、いくつか例をご紹介します。難しく考えず、自分の気持ちを素直に書けばいいんです。

同窓会や久しぶりの再会の後なら、こんな感じです。

「今日はありがとうございました。懐かしい話ができて、とても楽しかったです。また機会があれば、ぜひお会いしましょう」

これだけで十分です。シンプルですが、感謝の気持ちはしっかり伝わります。

もし、また会いたいと強く思う相手なら、もう少し具体的に書いてもいいでしょう。

「今日はありがとうございました。あの喫茶店の雰囲気、素敵でしたね。次は紅葉の季節に、また一緒に行きませんか」

具体的な場所や時期を入れることで、「また会いたい」という気持ちがより伝わります。

趣味の集まりやサークル活動の後なら、こんな書き方もあります。

「今日はお疲れ様でした。皆さんと一緒だと時間があっという間ですね。次回も楽しみにしています」

グループ活動の場合は、次につながる言葉を添えると、継続的な関係が築けます。

食事や旅行に一緒に行った後なら、こういう書き方もいいですね。

「今日は素敵な時間をありがとうございました。お料理も美味しかったですし、何より楽しくお話できて嬉しかったです。無事にお帰りになれましたか」

最後に「無事に帰れましたか」と気遣いの言葉を添えると、相手も「この人は優しい人だな」と感じてくれます。

もし、新しく知り合った方との初めての食事会の後なら、少し丁寧な言葉遣いでも構いません。

「本日はお招きいただき、ありがとうございました。初めてでしたが、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。またお会いできる日を楽しみにしております」

年齢を重ねた私たちには、こうした少し改まった言葉遣いの方が自然な場合もあります。無理に若者言葉を使う必要はありません。自分らしい言葉で書くことが一番大切です。

返事が来たら、どうすればいい?

お礼のメッセージを送った後、相手から返信が来ることがあります。その時の対応についても、少し触れておきましょう。

相手が「こちらこそ楽しかったです」「また会いましょう」といった温かい返事をくれたら、それに対して簡単に返信するといいでしょう。

「はい、ぜひまたお願いします」「楽しみにしています」といった短い返事で大丈夫です。あまり長々とやりとりを続けると、相手も返信に困ってしまうかもしれません。2、3往復くらいで自然に終わるのが、ちょうどいい感じです。

もし、相手が具体的に「来月また会いませんか」と誘ってくれたなら、それは嬉しいサインです。「いいですね、都合のいい日を教えてください」と前向きに答えましょう。

逆に、返信がなかなか来ない場合もあります。でも、心配する必要はありません。スマートフォンの操作に慣れていない方もいますし、忙しくて返信できない時もあります。既読がついていれば、メッセージは届いています。それだけで十分です。

追加でメッセージを送ることは、基本的にはお勧めしません。「届いていますか?」「読んでいただけましたか?」といったメッセージは、相手にプレッシャーを与えてしまいます。ゆったりと待つ。それも大人の余裕です。

実際にあった温かい話

ここで、実際にあったいくつかのエピソードをご紹介しましょう。どれも、お礼のメッセージがきっかけで生まれた素敵な関係の話です。

70代の女性の話です。彼女は夫を亡くしてから数年が経ち、娘の勧めでカルチャーセンターの書道教室に通い始めました。そこで同年代の女性と仲良くなり、レッスンの後に一緒にお茶をする機会がありました。

帰宅後、娘に「楽しかった」と話すと、娘が「それなら、お礼のLINE送ったら?」と勧めてくれたそうです。最初は「こんな簡単なことでLINE?」と戸惑いましたが、娘に手伝ってもらいながら、シンプルに「今日はありがとうございました。楽しかったです」と送りました。

すると、相手からすぐに返信が来て、「私も楽しかったです。また一緒にお茶しましょうね」と。それをきっかけに、二人は月に一度、書道教室の後にお茶をする仲になりました。今では「あの時、勇気を出してメッセージを送ってよかった」と話しています。一通のメッセージが、孤独だった日々に彩りを添えてくれたんです。

別の話です。65歳の男性は、定年退職後に地域のボランティア活動に参加し始めました。そこで知り合った同年代の男性たちと、月に一度、飲み会を開くようになりました。初めての飲み会の後、「お礼を言った方がいいかな」と思いつつ、「男同士でお礼なんて照れくさい」と躊躇していました。

でも、妻に相談すると「感謝の気持ちは性別関係なく伝えた方がいい」と背中を押してくれました。それで、翌朝に「昨日はありがとうございました。久しぶりに楽しい時間を過ごせました。また誘ってください」と送ったそうです。

幹事を務めた男性から「こちらこそ、来てくれてありがとう。次は来月の第3土曜日にしようと思うんだけど、どう?」とすぐに返信が来て、それからは毎月の飲み会が定例化しました。男性は今、「あの時、妻の言葉を聞いてよかった。お礼を言うのに照れくささなんて関係なかったんだ」と話しています。

もう一つ、心温まる話があります。60代の女性は、高校の同窓会に40年ぶりに参加しました。当時親しかった友人と再会できて、とても嬉しかったそうです。別れ際に連絡先を交換して、家に帰ってから「今日は本当に嬉しかったです。40年ぶりにお会いできて、当時のことを思い出しました」とメッセージを送りました。

相手からは「私も嬉しかったです。あの頃は若くて悩みも多かったけど、今こうして会えて、お互い元気でいられることに感謝ですね」という返信が。それから、二人は定期的に会うようになり、今では一緒に旅行に行くほどの仲になりました。40年のブランクを埋めたのは、たった一通のお礼のメッセージだったんです。

逆に、少し残念だった例もあります。ある男性は、趣味のカメラサークルで知り合った女性と個別に撮影会に行きました。とても楽しい時間だったのですが、お礼を言おうと思いつつ、「どう書けばいいか分からない」と悩んでいるうちに1週間が経ってしまいました。

その間に、サークルの定例会があり、そこで偶然その女性に会いました。女性は普通に挨拶してくれましたが、以前のような親しい雰囲気はありませんでした。後から別の仲間に聞くと、女性は「お礼の連絡もないなんて、つまらなかったのかな」と少し寂しく思っていたそうです。

男性は反省して、次に会った時に直接「この前はありがとうございました。楽しかったです。連絡が遅くなって申し訳ありません」と伝えました。女性は笑顔で「気にしないでください。私も楽しかったです」と答えてくれて、関係は修復されました。でも、男性は「すぐにお礼を送っていれば、相手を不安にさせることもなかった」と学んだそうです。

注意したいこと

お礼のメッセージを送る時、いくつか気をつけたいこともあります。

まず、送る時間帯です。夜遅くや早朝は避けましょう。LINEは相手の好きな時に読めるとはいえ、通知音で起こしてしまう可能性があります。午前10時から午後9時くらいまでが無難です。

文章の内容も、ポジティブなものにしましょう。「疲れました」「長かったですね」といったネガティブな言葉は避けた方がいいです。たとえ少し疲れたとしても、「楽しかったです」という感謝の気持ちを前面に出すことが大切です。

また、相手に負担をかけるような内容も避けましょう。「次はいつ会えますか」「早く返事ください」といった催促めいた言葉は、プレッシャーになってしまいます。相手のペースを尊重することが、良い関係を続けるコツです。

写真を添付する時は、相手が写っている写真を送る前に一言確認するといいでしょう。「今日の写真、送ってもいいですか」と聞いてから送ると、相手も安心します。

大切なのは「自分らしさ」

ここまでいろいろとお話ししてきましたが、最も大切なことをお伝えします。それは、「自分らしくいる」ということです。

無理に若者言葉を使ったり、絵文字をたくさん使ったりする必要はありません。「こう書かなければいけない」という決まりはないんです。あなたが普段使っている言葉で、あなたらしく感謝の気持ちを伝える。それが一番です。

スマートフォンの操作が苦手なら、短くても大丈夫です。「ありがとうございました」だけでも、気持ちは十分に伝わります。長い文章を書くのが得意なら、丁寧に書いても構いません。ただ、相手が読みやすいように、適度な長さを心がけましょう。

絵文字やスタンプを使うかどうかも、自分の好みで決めていいんです。使いたくなければ使わなくていいし、使いたければ使っていい。ただ、相手も同じように使っているかを観察して、それに合わせると自然です。

年齢を重ねた私たちには、若い人にはない強みがあります。それは、人生経験から得た、人に対する優しさや配慮です。相手の気持ちを思いやる心。それがあれば、どんな文章でも相手に伝わります。