朝のコーヒーを飲みながら家計簿をつけていると、ふと気づく日用品の出費の多さ。「あれ?先月よりシャンプーが200円も上がってる…」そんな物価高の今だからこそ、賢くお買い物する知恵が必要です。特に固定収入のシニア世代にとって、少しでもお得に買い物できる機会は見逃せませんよね。
私の母(75歳)は最近、近所のツルハドラッグの「シニア感謝デー」を活用するようになり、「月に3,000円は節約できてるよ」と得意げに話してくれます。そこで今日は、ツルハドラッグの「シニア感謝デー」の賢い活用法と、実際に利用している方々の生の声をお届けします。スマホアプリを使いこなして、さらにお得に買い物するコツもご紹介しますよ。
「シニア感謝デー」の基本情報~知って得する10%OFF~
まずは基本情報から確認しておきましょう。ツルハドラッグの「シニア感謝デー」は毎月15日・16日・17日の3日間開催されています。特典を受けられるのは、ツルハグループのポイントカード会員で満60歳以上の方。対象商品なら、お会計金額(税抜)から10%の割引が適用されるんです。
「10%って、そんなに大したことないわ」と思われるかもしれません。でも、毎月の日用品をまとめて買えば、その積み重ねは大きいもの。例えば月に1万円分の買い物をすれば、年間で12,000円もお得になりますよね。
利用するには、レジでツルハグループのポイントカード(またはアプリのデジタル会員証)と、年齢確認ができるもの(運転免許証や健康保険証など)を提示するだけ。簡単なのに、効果は抜群なんです。
シニアの暮らしに寄り添う!賢い買い物計画のコツ
「シニア感謝デー」を最大限に活用するには、ちょっとした戦略が必要です。日々の生活に役立つ具体的なヒントをご紹介します。
① 日用品のストックをチェックする習慣づけ
私の母が実践しているのは、毎月10日ごろに家中の日用品のストック状況をチェックする方法です。トイレットペーパー、ティッシュ、洗剤、シャンプー、歯磨き粉など、残りが少なくなっているものをメモしておきます。
「以前は『あ、なくなった』と気づいてから買いに行くことが多かったけど、そうすると急いでいるから近くのコンビニで割高なものを買ったり、セールを待てなかったりしてた」と母。今ではシニア感謝デーに合わせて計画的に買えるようになったそうです。
特にシニアの方は、重いものを何度も運ぶのは大変ですよね。計画的にまとめ買いすれば、その負担も減らせます。
② 健康管理アイテムは要チェック!
シニア世代で意外と出費が多いのが、健康管理関連の商品です。サプリメント、湿布、温熱シート、血圧計の電池など、毎月コンスタントに必要になるものは少なくありません。
「血圧の薬は処方箋だから割引対象外だけど、血圧を測るための電池や、膝の痛み用の湿布は対象になるのがありがたい」と語るのは、68歳の男性。「特に湿布は意外と高いから、シニアデーにまとめ買いするようにしている」とのこと。
ツルハドラッグでは健康食品やサプリメントの種類も豊富で、これらも多くが割引対象になります。毎日の健康維持に欠かせないものこそ、お得に購入したいですね。
③ 季節の変わり目を意識して
季節の変わり目に必要になるものも、シニア感謝デーを利用して先回りして準備するのがおすすめ。例えば、春先なら花粉対策グッズ、梅雨前には除湿剤や防カビスプレー、夏前には虫よけや冷却シート、冬前にはマスクやのど飴などを。
「去年、寒くなってから慌てて買ったカイロが、近所のコンビニでは1個70円だったけど、ツルハの箱買いなら1個40円台で、さらにシニアデーなら10%オフになるのを知って驚いた」と話すのは72歳の女性。計画的な買い物で、季節商品こそ大きな差が出るようです。
アプリを活用して"デジタルシニア"になろう
お得に買い物するための強い味方が、ツルハドラッグの公式アプリです。「私、スマホは苦手で…」という方も多いかもしれませんが、基本的な使い方さえ覚えれば、想像以上に便利でお得になりますよ。
① デジタル会員証の便利さを実感
ポイントカードをお財布に入れておくと、かさばるうえに出し忘れることもありますよね。アプリなら、スマホ一つで会員証を提示できるので便利です。
「最初は孫に教えてもらってアプリを入れたんだけど、今では自分で使いこなしています」と笑顔で話すのは65歳の女性。「カードだとお財布のどこに入れたか探すこともあったけど、スマホならいつも持ち歩いているから便利です。年齢確認の免許証と一緒に見せるだけだから簡単ですよ」
実際、レジでの手続きもスムーズになるため、後ろに並んでいる人を待たせる心配も少なくなります。シニアの方にとって、そういった気遣いも大切ですよね。
② シニアでも使いこなせるクーポン活用法
アプリにはシニア感謝デーをさらにお得にする機能が満載です。特に便利なのがクーポン機能。シニア感謝デーの10%割引は魅力的ですが、タバコや酒類、処方箋、一部の化粧品など、割引対象外の商品もあります。
そんな時に役立つのがアプリクーポン。特定の商品の割引クーポンや、〇%OFFクーポンなどが配信されることがあり、シニア感謝デーの割引対象外の商品を購入する際に使えばお得になります。
「私が定期的に使うファンデーションが割引対象外だったんだけど、アプリのクーポンで300円引きになることがあるの。シニアデーに他の日用品を10%オフで買いながら、化粧品だけクーポンを使うという"ハイブリッド買い物法"を編み出しました」と話す70歳の女性の知恵には感心させられます。
③ チラシとアプリの二刀流で最強買い物術
紙のチラシを見るのが習慣になっているシニアの方も多いでしょう。しかし、アプリではいつでもどこでも最新のチラシを確認できます。これが意外と便利なんです。
「スーパーでお買い物中に『あれ、ツルハのチラシで見た洗剤、いくらだったかな?』と思っても、アプリでその場でチェックできる」と言うのは67歳の男性。「シニア感謝デーの10%割引よりも、特定の商品のセール価格の方が安くなる場合もあるから、比較できるのがいいんだ」
特にシニアの方は、一度に多くの情報を覚えておくのが難しくなることも。その場でチェックできるアプリは心強い味方になりますよ。
実例で見る!シニアの一ヶ月の買い物節約術
では、実際にシニア感謝デーをどう活用すれば効果的か、具体的な例を見てみましょう。
60代女性Kさんの場合(一人暮らし)
Kさん(65歳)は一人暮らしのため、大量の日用品は必要ありませんが、コツコツと節約を心がけています。
毎月のシニア感謝デーでの購入品:
- シャンプー・コンディショナー: 約1,000円
- 洗顔料・基礎化粧品: 約2,000円
- トイレットペーパー・ティッシュ: 約700円
- 洗剤類: 約800円
- 健康食品・サプリメント: 約3,000円
合計約7,500円の買い物で、10%OFFで750円の節約。小さく見えるかもしれませんが、年間では9,000円の節約になります。「年金生活者にとっては大きいわよ」とKさん。
Kさんのポイント:「一人分だと日用品の使用ペースが遅いから、2〜3ヶ月分の買い物をシニアデーに集中させるの。その方が節約効果が高いから」
70代夫婦Mさん夫妻の場合
Mさん夫妻(夫74歳、妻72歳)は、健康維持に気を使いながらも賢く節約したいと考えています。
毎月のシニア感謝デーでの購入品:
- 介護用品(尿漏れパッドなど): 約2,000円
- 健康食品・サプリメント: 約5,000円
- 湿布・塗り薬: 約1,500円
- 日用品・洗剤類: 約3,000円
- 食品(お茶、健康飲料など): 約2,500円
合計約14,000円の買い物で、10%OFFで1,400円の節約。年間で16,800円も節約できています。
Mさん夫妻のポイント:「介護用品や湿布などは必需品だから、割引があるとありがたい。特に湿布は病院でもらうと3割負担でも意外と高いから、市販品をシニアデーに買うようにしている」
シニアの声から学ぶ!ツルハアプリ活用のコツ
アプリ操作に不安を感じるシニアの方は多いと思います。でも、一度覚えてしまえば、その便利さに驚くはず。実際に使いこなしているシニアの方々からのアドバイスをご紹介します。
文字サイズを大きくしよう
「最初はアプリの文字が小さくて見づらかったけど、スマホ自体の文字サイズを大きくする設定をしたら、アプリも見やすくなったわ」(69歳女性)
多くのスマホには文字サイズを変更する機能があります。お子さんやお孫さんに設定を手伝ってもらうのもいいでしょう。
通知をオンにしておく
「クーポンが配信されたことに気づかず、使い忘れることがあったの。今は通知をオンにしているから、新しいクーポンが来たらすぐ分かるわ」(73歳女性)
アプリの通知設定をオンにしておくと、新しいお得な情報を見逃しません。
ポイント残高をこまめにチェック
「ポイントが貯まっていることを忘れがちだったけど、アプリを開くとすぐにポイント残高が分かるから便利。500ポイント貯まると500円分使えるから、小さな楽しみになっています」(67歳男性)
ポイント残高を見るのが習慣になると、「今回はポイントも使おう」という計画的な買い物ができるようになります。
「デジタルスキル」は新しい生きる力
スマホやアプリを使いこなすことは、単なる買い物の便利さだけではなく、現代社会を生き抜くための大切なスキルになっています。特にシニア世代にとって、こうしたデジタルスキルを身につけることは、自立した生活を続けるためにも重要です。
「最初は『難しそう』と避けていたけど、ひ孫が『ひいおばあちゃん、すごいね!』と言ってくれることが嬉しくて、今では他のアプリも使いこなしています」と笑顔で話すのは82歳の女性。年齢を重ねても新しいことに挑戦する姿勢は、若々しさを保つ秘訣なのかもしれませんね。
まとめ:シニアライフをもっと豊かに、もっとお得に
ツルハドラッグの「シニア感謝デー」は、60歳以上の方にとって月に3日間だけの特別な機会。この機会を最大限に活用するには、少しの計画性と、アプリという新しい道具の活用が鍵になります。
日用品のストックチェック、健康管理アイテムの計画的な購入、季節を先取りした準備。そして、アプリを使いこなすことで、さらに便利で賢いお買い物が可能になるのです。
「年をとると、少しずつできることが減っていくように感じるけれど、新しいことを学ぶと世界が広がる」という77歳の方の言葉が印象的でした。シニア感謝デーやアプリの活用は、お金の節約だけでなく、新しいことに挑戦する喜びも教えてくれるのかもしれません。
さあ、次のシニア感謝デーは、スマホを手に、賢くお買い物を楽しんでみませんか?あなたの生活がもっと豊かに、もっとお得になりますように。